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※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
血圧が高いについて
この内容は「高血圧」と関連します。基本情報はそちらのページで詳しく解説しています。
高血圧は、血管の壁にかかる圧力が高い状態が続く生活習慣病です。診察室で測った血圧が収縮期140mmHgまたは拡張期90mmHg以上(家庭血圧では135/85mmHg以上)のとき、高血圧と判断されます。自覚症状が現れにくい一方で、高い状態が続くと動脈硬化が進み、脳卒中や心臓病、腎臓病などの原因になります。日本では約4300万人が高血圧に該当すると推計されており、そのうち血圧が良好に管理できている人は一部にとどまるとされています。生活習慣の見直しと、必要に応じた薬による血圧管理が中心となり、診断や治療方針は医師の診察と判断によって決まります。
- 診察室血圧140/90mmHg以上、家庭血圧135/85mmHg以上が高血圧の目安です。
- 初期は自覚症状が乏しく、健診や家庭での血圧測定で気づくことが多い病気です。
- 放置すると動脈硬化が進み、脳卒中・心筋梗塞・心不全・腎障害などのリスクが高まります。
- 日本人では食塩のとりすぎが大きな要因で、減塩を中心とした生活習慣の改善が基本です。
- 生活習慣の改善で下がらない場合は、医師の判断で降圧薬による治療を行います。
血圧が高いの症状
高血圧そのものは、多くの場合はっきりとした自覚症状がありません。そのため気づかないうちに進行しやすく、健康診断や家庭での血圧測定で見つかることが少なくありません。血圧が著しく高くなった場合には、頭痛、吐き気・嘔吐、息切れ、胸の痛みなどがみられることがあります。こうした症状は緊急の対応が必要なサインのことがあるため、早めに医療機関を受診してください。症状の有無だけで重症度を判断することはできず、評価は医師の診察によります。
病型・タイプ
高血圧は原因によって大きく2つに分けられます。
- 本態性高血圧:原因を1つに特定できないもので、遺伝的な体質とさまざまな生活習慣の要因が重なって起こります。日本人の高血圧の大部分を占めます。
- 二次性高血圧:腎臓の病気(腎性・腎血管性)やホルモンの異常(内分泌性)など、血圧を上げる原因となる病気があって生じるものです。原因への適切な治療により血圧の改善が期待できる場合があります。
初期症状・前兆
初期には自覚できる前兆がほとんどないことが特徴です。頭痛や肩こり、めまいなどを感じる方もいますが、これらは高血圧に特有の症状とはいえません。早期に気づくためには、症状の有無にかかわらず定期的に血圧を測ることが大切です。特に家庭での血圧測定は、早い段階での発見と管理に役立ちます。
高い血圧が続くと血管が傷つき、次第に厚く硬くなって動脈硬化が進みます。その結果、脳では脳梗塞や脳出血、心臓では狭心症や心筋梗塞、心不全、さらに腎臓の機能低下(腎不全)や血管性認知症などにつながるおそれがあります。高血圧は脳卒中の重要な危険因子とされています。こうした合併症は自覚のないまま進むことがあるため、早めの受診と継続的な血圧管理が重要です。
血圧が高いの原因
日本人の高血圧の大きな要因は食塩のとりすぎです。そのほか、肥満、飲酒、運動不足、ストレス、喫煙などが血圧を上げる要因として関係します。加齢に伴っても血圧は上がりやすくなります。また、腎臓の病気やホルモンの異常、一部の薬剤などが原因となる二次性高血圧もあり、原因の特定には医師による検査と判断が必要です。
病態メカニズム
血圧は心臓が送り出す血液の量と、血管の通りにくさ(血管抵抗)によって決まります。本態性高血圧では、心拍出量の増加や血管の収縮による抵抗の増加が関係すると考えられています。食塩のとりすぎは体内の水分量を増やして血圧を上げやすくし、特に食塩感受性の高い方では減塩の効果が期待されます。
なりやすい人・リスク要因
- 食塩を多くとる食習慣のある方
- 肥満・内臓脂肪が多い方
- 飲酒量が多い方、運動不足の方
- 喫煙をしている方
- ストレスの多い生活を送っている方
- 高血圧の家族歴がある方
- 加齢(年齢が上がるほど血圧は上がりやすくなります)
血圧が高いの診断・検査
高血圧は、複数回にわたって測定した血圧値をもとに診断されます。診察室での測定だけでは緊張などで高く出ること(白衣高血圧)もあるため、家庭で朝晩に測る家庭血圧が重視されます。必要に応じて、24時間の血圧を記録する検査や、心臓・血管・腎臓への影響を調べる検査(心電図、心臓や頸動脈の超音波検査、血液・尿検査など)、二次性高血圧の原因を調べる検査が行われます。診断や検査の要否は医師が判断します。
似た疾患・鑑別
血圧が高くなる背景には、原因となる病気がひそんでいる二次性高血圧の場合があります。腎臓の病気(腎性・腎血管性高血圧)、副腎などのホルモンの異常による内分泌性高血圧(原発性アルドステロン症など)が代表的です。若くして発症した場合や、薬が効きにくい場合などには、これらの鑑別のための検査を医師が検討します。
血圧が高いの治療・治し方
高血圧の治療は、生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせて行います。まず食塩を控える減塩を中心に、適正体重の維持、運動、節酒、禁煙などの生活習慣の改善に取り組みます。これで十分に血圧が下がらない場合や、リスクが高い場合には、医師の判断で降圧薬を用います。治療の目的は血圧を適切な範囲に保ち、脳卒中や心臓病などの合併症を防ぐことにあります。個々の状態に応じた治療方針は医師の診察と判断によって決まります。
急性期・発作時の治療
血圧が著しく高く(収縮期180mmHg以上または拡張期120mmHg以上の目安)、加えて激しい頭痛、胸の痛み、息切れ、意識がもうろうとする、手足の麻痺、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、高血圧緊急症のおそれがあり、ただちに救急対応が必要です。こうした急を要する状態は自己判断せず、すぐに医療機関を受診するか救急要請をしてください。
予防・慢性期の治療
高血圧の管理は長期にわたって継続することが大切です。日々の家庭血圧の測定を習慣にし、記録を医師と共有しながら、生活習慣の改善と必要に応じた薬の調整を続けます。降圧の目標は年齢や合併症により異なり、一般に75歳未満の方では家庭血圧で125/75mmHg未満、診察室血圧で130/80mmHg未満などを目安に、医師が個々の状態に応じて設定します。自己判断で薬をやめず、指示に沿って継続することが重要です。
日常のセルフケアとして、次のような取り組みが血圧の管理に役立つとされています。ただしこれらは治療に代わるものではなく、症状や数値が気になる場合は医療機関の受診と合わせて行ってください。
- 減塩を心がける:高血圧の方では1日6g未満の食塩量が目安とされています。汁物や漬物を控え、しょうゆはかけるよりつけて使う、酸味や香辛料で薄味を補うなどの工夫が有効です。
- 適正体重を保つ:肥満は血圧を上げる要因のため、無理のない範囲で体重管理を行います。
- 体を動かす:ウォーキングなどの中等度の有酸素運動を、できれば毎日30分程度続けることがすすめられています。持病のある方は運動の可否を医師に相談してください。
- お酒を控える:多量の飲酒は血圧を上げます。飲酒量を減らし、休肝日を設けることがすすめられます。
- 禁煙する:喫煙は血管を傷つけ、心臓や血管の病気のリスクを高めます。
- 家庭血圧を測る:朝晩の決まった時間に測定して記録し、受診時に医師へ伝えると管理に役立ちます。
予防・生活習慣
高血圧の予防には、日ごろの生活習慣が大きく関わります。食塩を控えめにし、野菜や果物、魚を取り入れたバランスのよい食事、適正体重の維持、定期的な運動、節酒、禁煙が基本です(腎臓の病気などがある場合は、カリウムの摂取について医師の指導に従ってください)。自覚症状が乏しい病気のため、定期的に血圧を測り、健診を受けて早めに気づくことが予防と重症化の防止につながります。
治療期間・見通し
高血圧は、多くの場合、生活習慣の改善や薬による管理を長く続けていく病気です。血圧が良好に保たれても、自己判断で治療を中断すると再び上がることがあります。治療の期間や薬の増減は、血圧の状態や合併症に応じて医師が判断します。まずは血圧を適切な範囲に保ち、合併症を防ぐことを目標に継続します。
受診の目安・オンライン診療
受診の目安
健診などで血圧が高いと指摘された場合や、家庭血圧で135/85mmHg以上が続く場合は、症状がなくても一度医療機関を受診してください。すでに治療中の方で血圧が安定しないときや、気になる症状があるときも相談しましょう。血圧の評価や治療の要否は医師の診察と判断によります。費用や保険については料金・保険、受診の流れは受診の流れをご確認ください。
次のような場合は、高血圧緊急症など重篤な状態のおそれがあり、ただちに救急受診・救急要請が必要です。オンライン診療ではなく、対面・救急での対応をご検討ください。
- 血圧が収縮期180mmHg以上または拡張期120mmHg以上に急上昇している
- 激しい頭痛、突然の強い頭痛が続く
- 胸の痛みや強い圧迫感、息切れがある
- 手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、言葉が出にくい
- 意識がもうろうとする、けいれん、急な視力の低下
- 妊娠中に急に血圧が上がった、強いむくみや頭痛を伴う
オンライン診療でできること
オンライン診療では、症状が安定している高血圧の方の経過の確認や、生活習慣に関する相談、医師の判断による薬の処方(保険適用となる場合があります)などに対応できることがあります。家庭血圧の記録をもとに、通院の負担を抑えながら継続的な血圧管理を行いやすい点が特長です。対応できる範囲は症状や状態により異なり、医師が診察のうえで判断します。
対面受診が必要なケース
次のような場合は、対面での受診が必要です。初めて高血圧を指摘され精密な検査が必要なとき、二次性高血圧の可能性など詳しい検査(血液・尿検査、画像・超音波検査など)を要するとき、血圧が著しく高く合併症が疑われるとき、急な症状があるときなどです。オンライン診療は対面診療を完全に代替するものではなく、必要と判断された場合は対面受診をご案内します。
費用の目安
高血圧の診療は、保険が適用される場合があります。費用は診察内容や検査、処方される薬の種類・量、医療機関によって異なり、自己負担割合に応じて変わります。具体的な金額を一律にお示しすることはできません。目安については料金・保険をご確認ください。
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の診断・治療は医師の診察と判断によります。症状が重い・急な場合は対面受診や救急をご検討ください。
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受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
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受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
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選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
処方できるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が処方します。
血管の平滑筋に働いて血管を広げ、血圧を下げるカルシウム拮抗薬です。高血圧の治療に用いられ、1日1回の服用で長く安定した降圧効果が続きます。継続服用が基本です。
アムロジピンの詳細はこちら›ブロプレス(カンデサルタン)は、血管を収縮させる物質の働きを抑えて血圧を下げるARB系の降圧薬です。1日1回の服用で穏やかに血圧をコントロールし、高血圧の治療に広く使われています。
ブロプレスの詳細はこちら›血圧を上げるアンジオテンシンIIの働きをブロックし、血管を広げて血圧を下げるARBです。高血圧の治療に用いられ、1日1回の服用で穏やかに降圧します。継続服用が基本です。
カンデサルタンの詳細はこちら›ミカルディス(テルミサルタン)は、血圧を上げる物質の働きを抑えて血管をひろげるARB系の降圧薬です。1日1回の服用で長く安定した降圧効果が期待でき、高血圧の治療に広く用いられています。
ミカルディスの詳細はこちら›血圧を上げるアンジオテンシンIIの働きをブロックし、血管を広げて血圧を下げるARBです。作用が長く続くのが特徴で、高血圧の治療に1日1回用いられます。継続服用が基本です。
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クレストールの詳細はこちら›肝臓でのコレステロール合成を抑え、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールを効率よく低下させるお薬です。動脈硬化の進行予防を目的に、脂質異常症の継続治療で用いられます。
リピトールの詳細はこちら›ロスバスタチンは肝臓でのコレステロール合成を抑えるスタチン系の薬で、少量でもLDLコレステロールをしっかり下げる作用が特長です。脂質異常症の治療に用いられ、心血管リスクの低減を目指して継続して使われます。
ロスバスタチンの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
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※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
患者様の声
健診で血圧が高いと指摘されたものの、仕事が忙しく受診を先延ばしにしていました。オンラインなら昼休みに相談でき、生活習慣の見直しと合わせて降圧薬を処方してもらえました。家庭での測り方も教わり、通院の負担なく治療を始められたのが続けやすかったです。
以前から高血圧で通院していましたが、毎月の受診が大変でした。血圧が安定していたので、ClinicSpotのオンライン診療で継続処方をお願いしたところ、スムーズに診察が終わりお薬も最短当日に届きました。予約不要で待ち時間もなく、忙しい自分に合っていました。
親が高血圧で、自分も家庭の測定値が高めなのが気になっていました。夜に自宅からスマホで相談でき、まだ薬が必要な段階か含めて丁寧に説明してもらえました。危険な症状が出たときはすぐ救急へ、という目安も教わり、安心して向き合えるようになりました。
受診に関するよくある質問
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- 高血圧|e-ヘルスネット(厚生労働省)
- 対象疾患・治療法|腎臓・高血圧内科|国立循環器病研究センター病院
- 食事療法について|循環器病について知る|国立循環器病研究センター病院
- 高血圧治療ガイドライン|日本高血圧学会
- 高血圧|MSDマニュアル家庭版
最終更新日:2026年7月 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。
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