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※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
つわりのような症状について
- 吐き気・嘔吐・食欲不振などが、つわりに似た形で現れます
- 妊娠初期のつわりのほか、妊娠に関連しない原因でも起こることがあります
- つわりは妊婦の約50〜80%が経験するとされています
- 体重減少や脱水を伴う場合は、妊娠悪阻など医療的な対応が必要になることがあります
- 原因の見極めには医師の診察・判断が必要です
つわりのような症状の症状
つわりのような症状では、吐き気や嘔吐、食欲不振が中心的にみられます。あわせて、次のような症状を伴うことがあります。
- 胸やけ・胃の圧迫感
- 下痢・便秘
- 唾液が増える、または口の乾き
- 全身の倦怠感・眠気
- 頭痛・耳鳴り
症状の程度は軽いものから強いものまでさまざまで、時間帯を問わず起こることがあります。強い吐き気や嘔吐が続き、水分や食事がとれない場合は、医師の診察・判断を受けてください。
病型・タイプ
つわりのような症状は、原因の観点から大きく次のように分けて考えられます。いずれに当てはまるかの判断は医師の診察によります。
- 妊娠に関連するもの(妊娠初期のつわり、妊娠悪阻など)
- 妊娠に関連しないもの(胃腸の不調、その他の体調の変化など)
初期症状・前兆
妊娠初期のつわりとして起こる場合、妊娠5〜6週頃から、軽い吐き気や食欲不振、においに敏感になるといった変化から始まることがあります。空腹時や起床時に気持ち悪さを感じやすいこともあります。妊娠の可能性がある場合や症状が続く場合は、医療機関にご相談ください。
妊娠初期のつわりの多くは、妊娠12〜16週頃までに自然に軽くなることが多いとされています。一方、嘔吐が強く体重減少や脱水を伴う場合は妊娠悪阻と診断されることがあり、ケトーシスや電解質の異常を来すことがあります。重症化すると、まれに黄疸や肝臓の障害、ウェルニッケ脳症、食道の損傷などにつながることがあります。妊娠に関連しない原因の場合は、その背景にある状態によって経過が異なります。
つわりのような症状の原因
妊娠初期のつわりは、妊娠に伴うホルモンの急激な変化が関与すると考えられていますが、詳しい仕組みははっきり分かっていません。ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)やエストロゲンが妊娠前半に急速に増えること、プロゲステロンなどのホルモンが消化器の動きを遅くすることが影響するとされ、血糖の変化やビタミンの不足、精神的な要因も関わる可能性が指摘されています。妊娠に関連しない場合は、胃腸炎、片頭痛、尿路感染症など、さまざまな原因が考えられます。
病態メカニズム
妊娠に伴い、hCGやエストロゲンが妊娠前半に急速に増加し、プロゲステロンなどのホルモンが消化器系の動きを遅くすることが、吐き気や嘔吐に関わると考えられています。ただし、これらがどのように症状を起こすのか、詳しい機序は分かっていません。
なりやすい人・リスク要因
つわりのような症状の診断・検査
医師は、症状がいつ始まったか、どのくらい続いているか、1日に何回嘔吐するか、腹痛の有無などを確認します。妊娠の可能性がある場合は妊娠の有無を確かめ、必要に応じて体重測定や尿検査(ケトン体の測定)、血液検査(電解質、血中尿素窒素、クレアチニン、肝酵素など)を行います。胞状奇胎や多胎妊娠などを除外するために超音波検査が行われることもあります。検査の要否は医師の判断によります。
似た疾患・鑑別
つわりのような吐き気・嘔吐は、次のような状態でも起こることがあります。鑑別には医師の診察が必要です。
- 妊娠悪阻
- 胃腸炎
- 胃食道逆流症(逆流性食道炎)
- 虫垂炎
- 胆嚢炎
- 片頭痛
- 尿路感染症・腎盂腎炎
- 胞状奇胎
つわりのような症状の治療・治し方
つわりのような症状の対応は、原因や重症度によって異なります。妊娠初期のつわりの多くは、安静や食事の工夫といったセルフケアが基本となり、必要に応じてビタミンB6や吐き気を抑える薬、漢方薬などが用いられることがあります。体重減少や脱水を伴う妊娠悪阻では、輸液や入院による治療が行われることがあります。妊娠に関連しない原因の場合は、その背景にある状態に応じた対応が必要です。治療の要否や内容は、医師の診察・判断によります。
急性期・発作時の治療
強い吐き気や嘔吐で水分や食事がとりにくいときは、水分と電解質の補給を心がけます。経口での摂取が難しい場合には、医療機関で輸液(点滴)が行われることがあります。吐き気を抑える薬が使われることもありますが、使用の可否は医師の判断によります。
予防・慢性期の治療
症状が続く時期は、少量の食事を数回に分けてとる、こまめに休息をとる、ストレスを軽くするといった工夫が症状の緩和に役立つとされています。無理をせず、体調に合わせて過ごすことが大切です。
症状を和らげる工夫として、次のような方法が知られています。ただし、症状が強い場合や続く場合は自己判断せず、医療機関にご相談ください。
- 少量の食べ物や飲み物を、1日に5〜6回など数回に分けてとる
- 空腹になる前に食べる。枕元にクラッカーなどを置き、起きる前に1〜2枚食べる
- 薄味で乾いた食品を選ぶなど、食べられるものを無理のない範囲でとる
- ショウガや炭酸飲料が役立つことがあります
- 心身の安静を心がけ、休む時間を増やす
予防・生活習慣
つわりのような症状に対して、確立された予防法は知られていません。規則的な食事や十分な休息、水分補給を心がけ、体調に合わせて過ごすことが、症状を和らげるうえで役立つとされています。妊娠中で就労の調整が必要な場合は、母性健康管理指導事項連絡カードの活用について医療機関に相談できます。
治療期間・見通し
妊娠初期のつわりは、妊娠5〜6週頃から始まり、12週頃に症状が強くなり、多くは妊娠12〜16週頃までに自然に軽くなるとされています。ただし、始まる時期や続く期間には個人差があります。妊娠16週以降も症状が続く場合は、医療機関にご相談ください。
受診の目安・オンライン診療
受診の目安
吐き気や嘔吐が続く、または強くなる、水分がとれない、体重が減る、脱水の兆候(尿量の減少、強い口の渇き、めまいなど)、腹痛や発熱があるといった場合は、医療機関を受診してください。妊娠の可能性がある場合は産婦人科へ、そうでない場合は内科などにご相談ください。受診の要否に迷うときも、医師に相談することをおすすめします。
次のような症状がある場合は、救急または対面での受診を検討してください。
- 嘔吐が続いて水分もとれず、尿量の減少・強い口の渇き・めまい・心拍数の上昇など脱水の兆候がある
- 強い腹痛や発熱を伴う
- 皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)
- 意識がもうろうとする、錯乱する
- 体の片側の筋力が低下する・しびれる、ろれつが回らない
- 妊娠24週以降で胎動を感じなくなる
- 動悸や脈の乱れ(不整脈)を感じる
オンライン診療でできること
オンライン診療では、症状や経過の相談、生活・食事に関する助言、状態に応じた処方、適切な受診先の案内などを受けられる場合があります。保険適用となる場合もあります。料金や保険については料金・保険、受診の流れは受診の流れをご覧ください。対応できる範囲は医師の判断によります。
対面受診が必要なケース
妊娠の確定や超音波検査、脱水や重症例に対する点滴治療、強い腹痛など精密な検査が必要な場合、初めての症状で原因を詳しく調べる必要がある場合などは、対面での受診が必要です。危険なサインがみられる場合は、速やかに対面診療や救急の受診を検討してください。
費用の目安
症状の診療は、内容によって保険適用の対象となる場合があります。自己負担の額は、診察内容や検査・処方の有無などによって異なります。詳しくは料金・保険をご確認ください。
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の診断・治療は医師の診察と判断によります。症状が重い・急な場合は対面受診や救急をご検討ください。
こんなお悩み、ありませんか?
思い当たるものが1つでもあれば、症状が重症化するまえに、お気軽にご相談ください。
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受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
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選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
処方できるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が処方します。
気血のめぐりを整え、のぼせやイライラ、不安、疲れやすさなどをやわらげる漢方薬です。体力が中くらいで、精神症状をともなう不調に用いられ、更年期障害や月経困難症などに医師の判断で処方されます。
加味逍遙散の詳細はこちら›血のめぐり(瘀血)を改善し、のぼせや肩こり、月経にともなう不調をやわらげる漢方薬です。比較的体力があり、のぼせて足が冷える方に向くとされ、更年期障害や月経困難症に医師の判断で処方されます。
桂枝茯苓丸の詳細はこちら›気血のめぐりを整え、のぼせ・めまい・頭重感やイライラなどをやわらげる漢方薬です。比較的体力があり、のぼせをともなう不調に向くとされ、更年期障害や月経困難症に医師の判断で処方されます。
女神散の詳細はこちら›血のめぐりと水分バランスを整え、冷えやむくみ、月経にともなう不調をやわらげる漢方薬です。体力があまりない、冷えやすい方に向くとされ、冷え性や更年期障害、月経困難症に医師の判断で処方されます。
当帰芍薬散の詳細はこちら›合成黄体ホルモン(ジドロゲステロン)製剤で、体内の黄体ホルモンの働きを補い、ホルモンバランスを整えます。月経前の心身の不調(PMS)や生理周期に関わる症状の治療に用いられます。
デュファストンの詳細はこちら›黄体ホルモン(プロゲステロン)を補い、ホルモンバランスの乱れによる心身の不調をやわらげるお薬です。月経前のイライラや張り、気分の落ち込みなどPMSの症状緩和を目的に、医師の判断で処方されます。
ジドロゲステロンの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
お薬の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
患者様の声
朝の吐き気とにおいへの敏感さが続き、不安になってオンラインで相談しました。医師が妊娠の可能性も含めて丁寧に確認してくれて、まず産婦人科で検査するよう案内してもらえました。自己判断で市販薬を飲まずに済み、落ち着いて次の行動に移れたのがよかったです。
胃のむかつきと食欲不振が数日続き、仕事もつらい状態でした。自宅からスマホで受診でき、胃腸の不調が疑われるとのことで吐き気止めを処方してもらえました。翌日にはお薬が届き、通院せずに対処できて助かりました。保険適用で費用も安心でした。
急に吐き気やのぼせが出るようになり、つわりに似ていて戸惑いました。年齢的に更年期の可能性も気になり相談したところ、医師が症状を整理して更年期障害との関わりも説明してくれました。必要な診療科への道筋が分かり、一人で抱え込まずに済みました。
受診に関するよくある質問
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
最終更新日:2026年7月 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。
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