1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
便秘症について
便秘症は、本来排泄すべき便が大腸内に滞り、便が硬くなる、排便回数が減る、便を快適に出せない(強くいきむ必要がある、残便感、直腸や肛門のつまった感じ、排便困難感)といった状態が続く病気です。診療ガイドラインでは、こうした便秘のために日常生活や体に支障をきたす状態を慢性便秘症と定義しています。排便回数の減少・排便困難感・残便感が代表的な訴えとされ、原因や症状によっていくつかの型に分けられます。多くは生活習慣の見直しと薬による治療で管理していきますが、背景に別の病気が隠れていることもあり、診断や治療の要否は医師の診察・判断によります。
- 便が硬い・排便回数が少ない・便を快適に出せない状態が続くのが便秘症です。
- 排便回数の減少、排便困難感、残便感が代表的な訴えとされています。
- 原因から器質性・機能性に、症状から排便回数減少型・排便困難型に分けられます。
- 食物繊維や水分、規則的な排便習慣など生活習慣の見直しと薬による治療が柱です。
- 血便・体重減少・嘔吐などを伴う場合は別の病気が隠れていることがあり、早めの受診が大切です。
便秘症の症状
便秘症では、排便回数が減る、便が硬い・兎(と)糞(ふん)状(コロコロした便)になる、排便のときに強くいきむ必要がある、出しきれない残便感がある、直腸や肛門がつまった感じや出しにくい感じ(排便困難感)がある、といった症状がみられます。診療ガイドラインでは、排便回数の減少・排便困難感・残便感が代表的な訴えとされています。あわせて、おなかの張りや腹部の不快感を感じることもあります。腹部不快感や吐き気、食欲の低下などは、便秘以外の病気が関わっている場合もあるため、気になる症状が続くときは医師にご相談ください。
病型・タイプ
慢性便秘症は、原因と症状の観点から次のように分類されます。
- 器質性便秘:大腸がんや腸の狭まりなど、腸そのものの形の異常が原因で起こるものです。
- 機能性便秘:腸の形の異常がなく、大腸の動きや排便に関わる機能の低下によって起こるものです。
また、症状の面からは、便が大腸を進む時間が延びるなどして排便回数が減る排便回数減少型と、直腸まで便が来ていてもうまく出せない排便困難型に分けられます。どの型にあたるかは医師が診察・検査で判断します。
初期症状・前兆
便秘症は、排便回数がやや減る、便が硬くなる、排便のときにいきむことが増える、すっきり出しきれない感じがある、といった変化から始まることがあります。こうした状態が続いたり、日常生活に支障を感じたりする場合は、体からのサインと考えて生活習慣を見直したり、医師に相談したりする目安になります。とくにこれまでと排便の様子が急に変わった場合は、注意が必要です。
便秘の状態が続くと、硬い便によって痔核(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)、直腸脱などが起こりやすくなることがあります。また、便が長くたまって硬い塊となる宿便(ふん塊)ができると、そのすき間から便がもれる溢流(いつりゅう)性の下痢がみられることもあります。強くいきむことは体に負担となる場合もあります。さらに、便秘の陰に大腸の病気など別の原因が隠れていることもあるため、症状が続く場合や悪化する場合は、自己判断せず医師にご相談ください。
便秘症の原因
便秘の原因はさまざまです。機能性便秘では、食物繊維や水分の摂取不足、食事量の減少、運動不足、便意を我慢する習慣、加齢などが関わるとされています。薬剤が影響することもあり、オピオイド(医療用麻薬)、鉄剤、抗コリン作用のある薬、一部の制酸薬や降圧薬などが便秘を起こすことがあります。また、甲状腺機能低下症や糖尿病、パーキンソン病などの神経の病気、大腸がんや腸の狭まりといった腸の病気が背景にある場合もあります。原因の特定は医師の診察・検査によります。
病態メカニズム
排便は、大腸が便を送り出す運動と、直腸に便がたまったときに起こる便意、そして肛門まわりの筋肉のはたらきが協調して行われます。大腸を便が進む時間が延びると水分が過剰に吸収されて便が硬くなり、排便回数が減りやすくなります。また、直腸に便が来ても便意が起こりにくかったり、いきむときに肛門の筋肉がうまくゆるまなかったりすると、便を出しにくくなります。こうした排便に関わるはたらきの低下が便秘症の背景にあると考えられています。
なりやすい人・リスク要因
次のような方は便秘になりやすいとされています。
- 食物繊維や水分の摂取が少ない方
- 食事量が少ない方
- 運動不足の方
- 便意を我慢しがちな方
- ご高齢の方
- 便秘を起こしやすい薬(オピオイド、鉄剤、抗コリン薬、一部の制酸薬・降圧薬など)を使っている方
- 甲状腺機能低下症や糖尿病、神経の病気などをお持ちの方
これらの要因は重なることもあります。心配な点は医師にご相談ください。
便秘症の診断・検査
便秘症の診断では、排便の回数や便の性状、いきみや残便感の有無、使っている薬、食事や運動の状況などを問診し、必要に応じて診察を行います。診療ガイドラインでは、強くいきむ、兎糞状便・硬便、残便感、直腸肛門のつまった感じや排便困難感、用手的な排便介助が必要、自発的な排便が週3回未満、といった項目のうち複数が排便の4分の1を超える頻度でみられることなどを診断の目安としています。血便や体重減少などがある場合や、大腸の病気が疑われる場合には、血液検査、腹部のX線・CT、大腸内視鏡検査などが行われることがあります。診断は医師の判断によります。
似た疾患・鑑別
便秘に似た症状や、便秘の背景となりうる病気として、大腸がんや腸の狭まり(器質性の原因)、過敏性腸症候群(便秘型)、甲状腺機能低下症、糖尿病やパーキンソン病などの神経の病気があります。これらは便秘以外の症状を伴うことも多く、見きわめには医師による診察・検査が必要です。とくに排便習慣が急に変わった場合や血便を伴う場合は、大腸の病気がないかを調べることが大切です。
便秘症の治療・治し方
便秘症の治療は、生活習慣の見直しと、必要に応じた薬による治療を組み合わせて行います。まず、食物繊維や水分を適切にとる、朝食後など決まった時間にトイレに行く習慣をつける、適度に体を動かす、といった生活習慣の改善が基本になります。これで十分に改善しない場合には、便をやわらかくする薬や腸のはたらきを助ける薬などが用いられます。背景に別の病気がある場合は、その原因への対応が優先されます。どの治療を選ぶかは、症状や便秘の型に応じて医師が判断します。治療の可否や内容は医師の診察によります。
急性期・発作時の治療
数日間排便がなくおなかの張りがつらいときは、まず水分や食物繊維をとる、体を動かすなどのセルフケアを試みる方法があります。市販の便秘薬を使う場合は、用法・用量を守り、漫然と続けないことが大切です。刺激性の下剤は必要なときの頓用にとどめ、長く連用しないことがすすめられています。強い腹痛や嘔吐、血便、便が全く出ずガスも出ないなどの場合は、腸閉塞など緊急の対応が必要な状態のおそれがあるため、自己判断で下剤を使わず、医療機関を受診してください。
予防・慢性期の治療
慢性の便秘では、生活習慣の改善を続けながら、症状に合わせて薬を調整していきます。薬には、便に水分を含ませてやわらかくする浸透圧性下剤(酸化マグネシウム、ポリエチレングリコール製剤、ラクツロースなど)や、腸からの水分分泌や便の通過を助ける薬、必要なときに使う刺激性下剤(センナ、ビサコジルなど)、坐薬や浣腸などがあります。効果や体調をみながら、医師が種類や量を調整します。自己判断で急に中止したり増量したりせず、定期的に相談しながら続けることが大切です。
日常でできる便秘対策として、次のような取り組みが一般的にすすめられています。
- 食物繊維を意識してとる。厚生労働省の目標量は成人男性で1日20g以上、女性で18g以上とされ、野菜・いも・豆・果物・きのこ・海藻・穀類などに多く含まれます。
- 水分を適切にとる。食物繊維は十分な水分とあわせてとることがすすめられています。
- 朝食後など決まった時間にトイレに行く習慣をつけ、便意を我慢しないようにする。
- ウォーキングなど適度な運動を取り入れる。
これらは一般的なセルフケアであり、症状が続く場合や、血便・体重減少などを伴う場合は、自己判断で市販薬に頼り続けず、医師にご相談ください。持病がある方や水分・食事に制限がある方は、あらかじめ医師に確認してください。
予防・生活習慣
便秘の予防には、日々の生活習慣が役立ちます。食物繊維(成人男性で1日20g以上、女性で18g以上が目標とされています)を含む野菜・いも・豆・果物・きのこ・海藻・穀類などをバランスよくとり、水分を適切に補うことがすすめられています。あわせて、朝食後など決まった時間にトイレに行く習慣をつける、便意を我慢しない、適度に体を動かす、といった工夫も便通を整えるのに役立つとされています。持病により食事や水分に制限がある場合は、医師にご相談ください。
治療期間・見通し
便秘症の見通しは、原因や便秘の型によって異なります。生活習慣の改善や薬で症状が落ち着くことも多い一方、慢性の便秘では、状態をみながら長く付き合っていく場合もあります。背景に別の病気がある場合は、その治療によって便秘が変わることもあります。治療期間の見込みは一人ひとりで異なるため、医師にご確認ください。
受診の目安・オンライン診療
受診の目安
便が硬い・出しにくい・すっきりしないといった状態が続いて日常生活に支障を感じる場合や、市販薬を使っても改善しない場合は、一度医療機関を受診する目安です。とくに、これまでと排便の様子が急に変わった、便が細くなった、便に血が混じる、体重が減ってきた、といった変化があるときは、早めに受診してください。すでに便秘症で治療中の方も、薬の効き方や体調が気になるときは医師にご相談ください。
次のような場合は、腸閉塞や大腸の病気など、緊急の対応や対面での精査が必要な状態のおそれがあります。すぐに医療機関を受診し、症状が強いときは救急の受診をご検討ください。
- 便もガスも全く出ず、強い腹痛やおなかの張り、嘔吐を伴う(腸閉塞などのおそれ)。
- 便に血が混じる、黒い便が出る。
- 体重が減ってきた、食欲が落ちてきた。
- 便が急に細くなった、排便の様子がこれまでと急に変わった。
- ご高齢の方で、これまでなかった便秘が新たに現れた、または急に悪化した。
これらはオンライン診療だけでは対応できません。ためらわずに対面での受診をご検討ください。
オンライン診療でできること
オンライン診療では、すでに便秘症の傾向があり状態が落ち着いている方について、症状や排便の様子の相談、食物繊維・水分・排便習慣・運動といった生活指導、継続的な服薬に関する相談などに対応できる場合があります。症状に応じて、便をやわらかくする薬などの処方が保険適用で行われることもあります。対応できる範囲は症状や経過によって異なり、処方や治療方針は医師の診察・判断によります。
対面受診が必要なケース
これまでなかった便秘が新たに現れた場合や、血便・体重減少・便が細くなるなどの変化を伴う場合、大腸の病気が疑われ検査が必要な場合、強い腹痛や嘔吐を伴う場合などは、対面での診察や大腸内視鏡などの検査が必要です。こうした危険なサインがあるときは、オンライン診療ではなく対面受診や救急対応が必要になります。まずは医師にご相談ください。
費用の目安
便秘症の診療は公的医療保険の対象となるのが一般的で、自己負担は年齢や所得に応じて原則1〜3割です。費用は診察内容や検査、処方される薬によって変わります。オンライン診療の費用や自己負担の目安については、料金・保険や受診の流れをご確認ください。具体的な金額は状況により異なるため、あらかじめご相談ください。
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の診断・治療は医師の診察と判断によります。症状が重い・急な場合は対面受診や救急をご検討ください。
便秘症の受診で
こんなお悩み、ありませんか?
思い当たるものが1つでもあれば便秘症の可能性があります。症状が重症化するまえに、お気軽にご相談ください。
ご相談ください!
便秘症なら
受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
便秘症の治療で
ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
便秘症で
処方できるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が処方します。
胆汁酸の再吸収を抑えて大腸に届く量を増やし、腸への水分分泌と運動を促すことで便通を改善する便秘治療薬です。慢性便秘症に用いられ、食前の服用でリズムを整えます。
エロビキシバットの詳細はこちら›酸化マグネシウムを有効成分とする便秘症治療薬です。腸に水分を集めて便をやわらかくし、自然に近い排便をうながします。クセになりにくいタイプとして広く使われています。
マグミットの詳細はこちら›大腸で腸内細菌により活性化され、腸を刺激して運動を高めるとともに水分吸収を抑えて排便を促す刺激性下剤です。液剤で滴数調整でき、便秘症に用いられます。
ピコスルファートNaの詳細はこちら›ピコスルファートナトリウムを有効成分とする便秘症治療薬です。大腸を刺激して動きを高め排便をうながします。液体で1滴単位の細かな量の調整ができるのが特徴です。
ラキソベロンの詳細はこちら›腸内で水分を引き寄せて便をやわらかくし、量を増やすことで自然な排便を促す塩類下剤です。腸を強く刺激しないため、便秘症の基本的な治療薬として広く用いられます。
酸化マグネシウムの詳細はこちら›酪酸をつくる善玉菌を補い、腸内環境を整える整腸剤です。下痢症や急性胃腸炎に用いられ、乱れた腸の働きを整えます。抗菌薬と併用しても影響を受けにくいタイプもあり、幅広く使われます。
酪酸菌製剤の詳細はこちら›ミヤBMは酪酸菌(宮入菌)を含む整腸剤です。腸内で善玉菌を助けて環境を整え、下痢や軟便をやわらげます。抗菌薬に強い性質があり、抗菌薬使用時の腸のケアにも用いられます。
ミヤBMの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
お薬の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
便秘症で利用された
患者様の声
何日も出ずお腹が張って苦しいのに、市販薬が合わず困っていました。オンラインで医師に相談でき、便をやわらかくするお薬を処方してもらえて安心。翌日には手元に届き、無理なくすっきりできるようになって、生活が楽になりました。
慢性的な便秘に長年悩んでいて、通院するのも億劫でした。予約不要でスマホから受診でき、食事や生活のアドバイスとお薬をもらえたのが心強かったです。保険適用でお薬も最短で届き、自宅で無理なく続けられるのが助かっています。
デスクワーク中心で運動不足になり、便秘がちで肌の調子まで悪くなっていました。オンライン診療で医師に相談でき、体質に合ったお薬を出してもらえて安心。生活の改善点も教わり、外に出ずに治療を始められたのがありがたかったです。
受診に関するよくある質問
治療の基本は生活習慣の見直しと、必要に応じた薬による治療です。食物繊維や水分を適切にとる、朝食後など決まった時間にトイレに行く、適度に体を動かすといった工夫をまず行い、それで十分でない場合に便をやわらかくする薬などを用います。背景に別の病気がある場合はその治療が優先されます。どの方法を選ぶかは症状や便秘の型に応じて医師が判断します。
軽い便秘では市販の便秘薬を用法・用量を守って使う方法もありますが、漫然と使い続けることはすすめられません。とくに刺激性の下剤は必要なときの頓用にとどめるのがよいとされています。市販薬を使っても改善しない場合や、血便・体重減少などを伴う場合は、自己判断を続けず医療機関にご相談ください。
一般的には内科(消化器内科を含む)が窓口になります。大腸の検査が必要と判断された場合は、消化器の専門的な診療につながることがあります。まずは内科でご相談いただけます。
便秘が続くと、硬い便によって痔核(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)が起こりやすくなることがあります。便が硬い塊になると、そのすき間から便がもれることもあります。また、便秘の陰に大腸の病気など別の原因が隠れている場合もあるため、症状が続くときや悪化するときは医師にご相談ください。
原因の面からは、大腸の形の異常による器質性便秘と、腸の動きや排便機能の低下による機能性便秘に分けられます。症状の面からは、排便回数が減る排便回数減少型と、便をうまく出せない排便困難型に分けられます。どの型かによって対応が変わるため、医師が診察・検査で見きわめます。
厚生労働省の目標量は、成人男性で1日20g以上、女性で18g以上とされています。食物繊維は野菜・いも・豆・果物・きのこ・海藻・穀類などに多く含まれます。十分な水分とあわせてとることがすすめられています。持病により食事や水分に制限がある場合は医師にご相談ください。
便秘対策では、食物繊維を十分な水分とあわせてとることがすすめられています。適切な水分量は体格や持病によって異なるため、心臓や腎臓の病気などで水分制限がある方は、自己判断せず医師にご確認ください。
便秘はお子さんや妊娠中の方にもみられます。妊娠中は体の変化などから便通が乱れることがあります。お子さんや妊娠中の方の便秘や薬の使用については、自己判断せず、医療機関や薬剤師にご相談ください。
薬の種類によって使い方が異なります。とくに刺激性の下剤は必要なときの頓用にとどめ、長く連用しないことがすすめられています。便をやわらかくする薬などを継続する場合も、効果や体調をみながら医師が調整します。自己判断で増減や中止をせず、医師にご相談ください。
状態が落ち着いている方の症状・生活の相談や生活指導、継続的な服薬の相談などにオンラインで対応できる場合があります。症状に応じて便をやわらかくする薬などが保険適用で処方されることもあります。ただし、新たに現れた便秘や、血便・体重減少などを伴う場合、検査が必要な場合は対面受診が必要です。詳しくは受診の流れをご覧ください。
便秘症の診療は公的医療保険の対象となるのが一般的で、自己負担は原則1〜3割です。費用は診察や検査、処方薬によって変わります。オンライン診療の費用の目安は料金・保険をご確認ください。
便もガスも全く出ず強い腹痛や嘔吐を伴うとき、便に血が混じる・黒い便が出るとき、体重が減ってきたとき、便が急に細くなった・排便の様子が急に変わったとき、ご高齢の方で新たに便秘が現れたり急に悪化したときは、緊急の対応や精査が必要なことがあるため、早めの受診が必要です。症状が強いときは救急の受診をご検討ください。これらはオンライン診療だけでは対応できません。
排便回数には個人差がありますが、診療ガイドラインでは自発的な排便が週3回未満であることが目安の一つとして挙げられています。回数だけでなく、便が硬い・出しにくい・残便感があるといった状態が続き、日常生活に支障を感じる場合は便秘症と考えられます。気になる場合は医師にご相談ください。
適度に体を動かすことは、便通を整えるのに役立つとされています。ウォーキングなど無理のない範囲での運動が一般的にすすめられます。持病がある方は、運動を始める前に医師に相談すると安心です。
加齢は便秘の要因の一つとされ、ご高齢の方で便秘の割合が高くなることが報告されています。食事量や運動量の低下、便秘を起こしやすい薬の使用などが関わると考えられています。ご高齢の方で新たに便秘が現れたり悪化した場合は、別の病気が隠れていることもあるため、医師にご相談ください。
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- 成人の便秘 - MSDマニュアル家庭版
- 便秘と食習慣 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
- 食物繊維 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
- 便通異常症診療ガイドライン2023―慢性便秘症(日本消化管学会編)
最終更新日:2026年7月 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。
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本日は休診中です受付時間 10:00〜22:00