1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
抑肝散加陳皮半夏について
抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)は、抑肝散に陳皮(チンピ)と半夏(ハンゲ)を加えた処方の医療用漢方エキス製剤です。ツムラでは処方番号83番として販売されています。虚弱な体質で神経がたかぶる方を対象に、神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症などに用いられるとされています。抑肝散に比べ、消化器がやや弱く、吐き気や胃の不快感を伴う方に向くとされる処方です。
特徴
抑肝散加陳皮半夏は、ツムラの医療用製剤(1日量7.5g)中に半夏5.0g、蒼朮4.0g、茯苓4.0g、川芎3.0g、釣藤鈎3.0g、陳皮3.0g、当帰3.0g、柴胡2.0g、甘草1.5gを配合した混合生薬の乾燥エキスを含有します。神経の高ぶりを鎮める釣藤鈎・柴胡、血をめぐらせるとされる当帰・川芎に、抑肝散に胃腸をととのえる陳皮・半夏を加えた構成が特徴で、抑肝散よりも消化器が弱く悪心を伴う方に用いられるとされています。甘草を含むため、偽アルドステロン症などに注意が必要です。
作用のしくみ
漢方製剤は複数の構成生薬が総合的に作用すると考えられており、単一の分子機序で説明されるものではありません。抑肝散加陳皮半夏では、釣藤鈎・柴胡などが神経の高ぶりに、陳皮・半夏などが胃腸の不調に働くとされていますが、詳細な作用の仕組みは十分に解明されていません。証(体質・症状)に合わせて用いることが重視されます。
効果・適応
虚弱な体質で神経がたかぶるものの次の諸症:神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症。
抑肝散の適応に加え、消化器がやや弱く、吐き気や胃部の不快感を伴う方に用いられるとされています。
「抑肝散加陳皮半夏」が適応可能な疾患一覧
効果が現れるまで・効果の持続
効果のあらわれ方は体質や症状(証)によって異なります。証に合わない場合は効果が得られにくいことがあるため、医師の診察・判断のもとで使用してください。
用法・用量
飲み忘れに気づいたときは、できるだけ早く1回分を服用してください。ただし次の服用時間が近い場合は1回とばし、2回分を一度に服用しないようにしてください。判断に迷う場合は医師・薬剤師にご相談ください。
長期服用について
甘草を含むため、長期に服用する場合は偽アルドステロン症やミオパチーに注意し、血清カリウム値や血圧などを定期的に確認することがすすめられています。
副作用・使用上の注意
添付文書上、特に定められた禁忌はありません。ただし体質や併用薬などによって適さない場合があり、使用の可否は医師の診察・判断によります。
- 著しく胃腸の虚弱な患者
- 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者
- 高齢者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
- 新生児、乳児、幼児又は小児
- 食欲不振
- 胃部不快感
- 悪心
- 下痢 等
頻度の目安:副作用の発現頻度は添付文書上明確でない項目があります(頻度不明)。
本剤は甘草(カンゾウ)を含むため、次の重大な副作用があらわれる場合があります。
- 偽アルドステロン症:低カリウム血症、血圧上昇、浮腫、体重増加などがあらわれることがあります。
- ミオパチー:低カリウム血症の結果としてあらわれることがあり、脱力感、四肢の痙攣・麻痺などに注意が必要です。
血清カリウム値の低下、血圧上昇、浮腫、脱力感などがみられた場合は、服用を中止し医師にご相談ください。
気になる症状があらわれた場合は服用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。とくに脱力感、血圧上昇、浮腫などがみられた場合は速やかに受診してください。
妊娠中・授乳中の使用
妊婦又は妊娠している可能性のある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するとされています。使用の可否は医師の判断によります。
授乳中の方への投与については、治療上の有益性などを考慮して慎重に判断するとされています。医師にご相談ください。
飲み合わせ・併用の注意
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の用法・用量・可否は医師の診察と判断によります。
抑肝散加陳皮半夏の選び方・費用
同名の処方には一般用漢方製剤(第2類医薬品)もあります。市販品は成分量や効能の表現が医療用と異なる場合があります。医療用は医師の処方に基づいて用いられます。
抑肝散加陳皮半夏は、虚弱で神経がたかぶり、かつ消化器がやや弱く悪心を伴う方に用いられる漢方処方と位置づけられています。使用の可否や継続は、証(体質・症状)に基づき医師が判断します。
1g(ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒(医療用)83番) 相当を1日分×7日服用した場合の薬剤費の目安は約302円(14.4円×21)です。健康保険適用後は自己負担割合(1〜3割)に応じた額(3割で約91円)となり、別途 診察料・調剤料等がかかります。※用法用量は医師の指示によります。
保険適用時の自己負担は加入する保険や負担割合によって異なります。詳しくは料金をご確認ください。
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こんなお悩みのとき、オンラインでの抑肝散加陳皮半夏の処方が便利です。
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受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
抑肝散加陳皮半夏の処方で
ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
抑肝散加陳皮半夏と
同じ症状に使われるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が最適なお薬を処方します。
抑肝散に陳皮・半夏を加えた漢方薬で、高ぶった神経を鎮めつつ胃腸の弱い方にも配慮します。イライラ、不安感、緊張からくる不眠などに用いられます。
脳内のセロトニンの働きを整えるSSRIに分類される抗うつ薬です。気分の落ち込みや強い不安をやわらげ、うつ病や不安障害の治療に用いられます。効果はゆっくりあらわれるため、医師の指示のもと継続して服用します。
エスシタロプラムの詳細はこちら›脳内のセロトニンの働きを整えるSSRIに分類される抗うつ薬です。気分の落ち込みや強い不安をやわらげ、うつ病や不安障害の治療に用いられます。効果はゆっくりあらわれるため、医師の指示のもと継続して服用します。
セルトラリンの詳細はこちら›セロトニンに作用して不安をやわらげる抗不安薬です。不安障害や心身症に用いられ、依存性が少ないのが特長です。効果の実感には1〜2週間かかることがあり、毎日続けて服用します。
タンドスピロンの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
抑肝散加陳皮半夏の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
抑肝散加陳皮半夏処方の
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
抑肝散加陳皮半夏の処方を受けられた
患者様の声
もともと胃腸が弱く、イライラや不眠に悩んでいました。オンライン診療で相談したところ、胃腸にも配慮した抑肝散加陳皮半夏を提案されました。医師が私の消化機能の弱さまで踏まえて選んでくれたのが安心でした。効果には個人差があると理解していますが、甘草の注意点も教わり、通院せず自宅で処方まで完結できたのが助かりました。飲み方も丁寧に説明してもらえました。
神経が高ぶって眠れず、以前ほかの漢方で胃がもたれた経験がありました。忙しく受診できずにいましたが、ClinicSpotなら自宅で診察から処方まで済むと知り利用しました。医師に体質や過去の経緯を伝えると、抑肝散加陳皮半夏を保険適用で処方してくれました。長期使用時の注意も説明され、自己判断で市販薬を選んでいた頃より安心して続けられています。
介護のストレスで気持ちが休まらず、胃も弱いため薬選びに不安がありオンラインで相談しました。医師が胃腸への配慮も踏まえて抑肝散加陳皮半夏を選び、飲み方や経過確認の大切さまで教えてくれました。診察から薬の到着が早く、忙しい合間に受けられたのがよかったです。すぐ万能に効くわけではないと理解しつつ、心と体を整えるきっかけになりました。
抑肝散加陳皮半夏の処方に関する
よくある質問
虚弱な体質で神経がたかぶる方の神経症、不眠症、小児夜なき、小児疳症などに用いられるとされています。抑肝散に比べ、消化器がやや弱く吐き気や胃の不快感を伴う方に向くとされています。
抑肝散加陳皮半夏は、抑肝散に胃腸をととのえるとされる陳皮と半夏を加えた処方です。神経の高ぶりに加えて悪心や胃部不快感を伴う、より消化器が弱い方に用いられるとされています。どちらが適するかは医師が判断します。
効果のあらわれ方には個人差があります。1か月ほど(小児の夜泣きでは1週間ほど)服用しても症状が改善しない場合は、服用を続けず医師・薬剤師にご相談いただくことがすすめられています。
通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間(空腹時)に服用します(ツムラの場合)。年齢・体重・症状により適宜増減されます。用量は医師の指示に従ってください。
食前は食事のおよそ30分前、食間は食事と食事の間で前の食事からおよそ2時間後を指します。いずれも空腹時の服用が基本とされています。
気づいたときにできるだけ早く1回分を服用してください。ただし次の服用時間が近い場合は1回とばし、2回分を一度に服用しないようにしてください。迷う場合は医師・薬剤師にご相談ください。
主な副作用として食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢などが報告されています。重大な副作用として偽アルドステロン症、ミオパチーがあらわれる場合があります。気になる症状があれば服用を中止し医師にご相談ください。
本剤に含まれる甘草(カンゾウ)により、低カリウム血症、血圧上昇、浮腫、体重増加などがあらわれる状態です。脱力感やむくみ、血圧の上昇などがみられた場合は服用を中止し、医師にご相談ください。
甘草を含むため、長期服用の際は偽アルドステロン症などに注意し、血清カリウム値や血圧を定期的に確認することがすすめられています。効果がみられないまま漫然と続けることは適切でないとされています。医師の指示に従ってください。
甘草(カンゾウ)やグリチルリチン酸を含む製剤、利尿薬などとの併用では、偽アルドステロン症や低カリウム血症があらわれやすくなる場合があるため注意が必要です。服用中の薬は医師・薬剤師にお伝えください。
ほかの漢方薬にも甘草が含まれることがあり、重複により甘草の摂取量が増える場合があります。併用の可否は医師・薬剤師の判断によりますので、服用中の漢方薬を忘れずにお伝えください。
妊婦の方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するとされています。授乳中の方も有益性などを考慮して慎重に判断されます。使用の可否は医師にご相談ください。
小児夜なき・小児疳症にも用いられますが、用量は年齢・体重・症状により調整されます。高齢者では減量するなど注意して用いるとされています。いずれも医師の判断によります。
医療用の薬価は1gあたり14.4円(ツムラ)などとされています。保険適用時の自己負担は負担割合により異なります。詳しくは料金をご確認ください。
本剤は医療用医薬品のため、医師の診察・判断に基づいて処方されます。処方の可否は症状や体質(証)によって異なります。オンライン診療での取り扱いは診察内容によります。
湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管してください。小児の手の届かない場所に保管し、他の容器に入れ替えないでください。
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- 医療用医薬品 : 抑肝散加陳皮半夏(ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒(医療用))(KEGG MEDICUS / 日本医薬情報センター(JAPIC))
- ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒(医療用)の基本情報(日経メディカル 処方薬事典)
- 医療用医薬品 : 抑肝散加陳皮半夏(コタロー抑肝散加陳皮半夏エキス細粒)(KEGG MEDICUS / 日本医薬情報センター(JAPIC))
- 抑肝散加陳皮半夏の添付文書(PMDA 医薬品情報)
最終更新日:2026年7月26日 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・処方を保証するものではありません。実際の処方は医師の診察に基づき決定します。
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