1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
補中益気湯について
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、消化機能が衰え、四肢の倦怠感が著しい虚弱体質の方に用いられる医療用の漢方エキス製剤です。国内ではツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用、TJ-41)などとして販売されています。通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間に服用します。処方箋医薬品であり、服用の可否は医師の診察・判断によります。
特徴
補中益気湯は、オウギ4.0g・ソウジュツ4.0g・ニンジン4.0g・トウキ3.0g・サイコ2.0g・タイソウ2.0g・チンピ2.0g・カンゾウ1.5g・ショウマ1.0g・ショウキョウ0.5g(1日量7.5g中)の10種類の生薬から構成される処方です。オウギとニンジンを中心に胃腸のはたらきを補い、体力や気力の低下を補うことを目標とする処方で、「気」を補い「中(消化器)」を立て直すという意味から補中益気湯と呼ばれます。消化機能が衰え、疲れやすく四肢の倦怠感が著しい虚弱体質の方や、病後・術後の衰弱、食欲不振、夏やせ、寝汗などに用いられます。カンゾウを含むため、偽アルドステロン症などに注意が必要とされています。
作用のしくみ
補中益気湯は、オウギ・ニンジン・ソウジュツ・トウキ・サイコ・タイソウ・チンピ・カンゾウ・ショウマ・ショウキョウといった複数の構成生薬が総合的に作用することで効果を発揮すると考えられています。漢方製剤は単一の分子機序で説明されるものではなく、処方全体として消化機能や体力の低下した状態を補うことを目標とする処方とされています。
効果・適応
効能・効果は「消化機能が衰え、四肢倦怠感著しい虚弱体質者の次の諸症:夏やせ、病後の体力増強、結核症、食欲不振、胃下垂、感冒、痔、脱肛、子宮下垂、陰萎、半身不随、多汗症」とされています。証(体質・症状)を考慮して用いられる処方であり、適応の判断は医師の診察・判断によります。
「補中益気湯」が適応可能な疾患一覧
効果が現れるまで・効果の持続
証(体質・症状)に合わせて用いられる処方であり、経過を観察しながら医師が服用の継続を判断します。
用法・用量
飲み忘れに気づいた場合は、一般的には気づいた時点で1回分を服用し、2回分を一度に服用しないようにします。次の服用時間が近い場合の対応など、判断に迷う場合は医師や薬剤師にご相談ください。
長期服用について
長期に服用する場合は、カンゾウ(甘草)を含むため、血清カリウム値や血圧などに留意しながら経過を観察することとされています。異常が認められた場合は医師にご相談ください。
副作用・使用上の注意
電子添文上、本剤に特記された禁忌は設定されていません。ただし本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方などでは注意が必要です。服用の可否は医師の診察・判断によります。
- 病後の衰弱期など著しく体力の衰えている方では、証(体質・症状)を考慮して慎重に用いることとされています。
- 本剤にはカンゾウ(甘草)が含まれているため、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止することとされています。
- 他の漢方製剤等との併用にあたっては、含有生薬の重複に注意することとされています。特にカンゾウの重複に注意が必要です。
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与することとされています。
- 高齢者では生理機能が低下していることが多いため、減量するなど注意することとされています。
その他の副作用として、過敏症(発疹、蕁麻疹等)、消化器症状(食欲不振、胃部不快感、悪心、下痢等)があらわれることがあります。このような症状があらわれた場合には、医師にご相談ください。
- 間質性肺炎:階段昇降や坂道歩行等の労作時の息切れ、空咳、発熱等があらわれ、これらが持続・増悪する場合があります。異常が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこととされています。
- 偽アルドステロン症:カンゾウ(甘草)を含むため、低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあります。
- ミオパチー:低カリウム血症の結果として、脱力感、四肢痙攣・麻痺等のミオパチーがあらわれることがあります。偽アルドステロン症・ミオパチーが疑われる場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等適切な処置を行うこととされています。
- 肝機能障害、黄疸:AST・ALT・ALP・γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあります。
異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこととされています。気になる症状があらわれた場合は医師にご相談ください。
妊娠中・授乳中の使用
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与することとされています。妊娠中の服用については医師にご相談ください。
授乳中の服用については、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討することとされています。医師にご相談ください。
飲み合わせ・併用の注意
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の用法・用量・可否は医師の診察と判断によります。
補中益気湯の選び方・費用
補中益気湯は一般用漢方製剤としても市販されていますが、医療用と一般用ではエキス量や効能・効果の表現、対象となる症状の範囲などが異なる場合があります。医療用の処方の可否は医師の診察・判断によります。
補中益気湯は、消化機能が衰え体力の低下した虚弱体質の方の疲労倦怠や食欲不振などを補うことを目標とする補剤の漢方製剤として位置づけられています。用いる際は証(体質・症状)を考慮します。
1g(ツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用)/TJ-41) 相当を1日分×7日服用した場合の薬剤費の目安は約470円(22.4円×21)です。健康保険適用後は自己負担割合(1〜3割)に応じた額(3割で約141円)となり、別途 診察料・調剤料等がかかります。※用法用量は医師の指示によります。
補中益気湯の処方で
こんなお悩み、ありませんか?
こんなお悩みは、オンラインでの診察・処方が便利です。
おまかせください!
補中益気湯の処方もお任せ!
受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
補中益気湯の処方で
ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
補中益気湯と
同じ症状に使われるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が最適なお薬を処方します。
消化機能を助けて低下した気(エネルギー)を補う漢方薬です。全身の倦怠感や食欲不振、夏やせ、病後の衰弱、気力の低下といった虚弱な状態に広く用いられます。
芍薬と甘草からなる漢方薬で、筋肉の急激なけいれんや痛みをやわらげます。こむら返りや筋痙攣、倦怠感を伴うつっぱり感などに用いられ、症状時に頓用することもできます。
芍薬甘草湯の詳細はこちら›メコバラミンは活性型ビタミンB12の製剤(500μg錠)です。神経の修復や維持に関わり、手足のしびれなどの末梢神経障害や倦怠感の改善を助けます。医師の診断のもとで服用します。
メコバラミンの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
補中益気湯の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
補中益気湯処方の
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
補中益気湯の処方を受けられた
患者様の声
夏の暑さで食欲が落ち、全身がだるくて仕事にも集中できない状態が続いていました。病院に行く時間もなく困っていたとき、オンラインで漢方の相談ができると知り受診しました。医師が体調を確認して補中益気湯を処方してくれました。食前に続けるうちに、少しずつ食欲とだるさが和らいできた気がします。通院不要で保険も適用され、とても助かりました。
慢性的な疲れやすさに悩み、市販の栄養ドリンクでしのいでいましたが根本的には変わりませんでした。ClinicSpotで相談したところ、医師が丁寧に話を聞き補中益気湯を提案してくれました。漢方は効き方に個人差があると説明を受け、焦らず継続しています。以前より朝に体が動きやすくなった実感があります。自宅で診察から受け取りまで完結するのが便利でした。
在宅ワークが続いて生活リズムが乱れ、気力が湧かず疲れやすくなっていました。クリニックに行くほどか迷いましたが、オンラインなら気軽に相談できると思い受診しました。補中益気湯について作用の説明を受け、納得して服用を始めました。すぐに変化を求めず続けるよう助言もあり、無理なく継続しています。処方から配送まで手間がなく助かっています。
補中益気湯の処方に関する
よくある質問
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- ツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用)電子添文(医薬品医療機器総合機構(PMDA)/株式会社ツムラ)
- 医療用医薬品:補中益気湯(ツムラ補中益気湯エキス顆粒(医療用))(KEGG/JAPIC)
- 補中益気湯の添付文書(PMDA 医薬品情報)
最終更新日:2026年7月26日 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・処方を保証するものではありません。実際の処方は医師の診察に基づき決定します。
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