1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
十全大補湯について
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)は、10種類の生薬から構成される医療用の漢方エキス製剤です。ツムラの製剤では処方番号48として知られています。気を補う四君子湯(人参・白朮・茯苓・甘草)と、血を補う四物湯(当帰・芍薬・地黄・川芎)を組み合わせ、さらに黄耆と桂皮を加えた構成で、気血ともに不足した状態(気血両虚)を補う目的で用いられます。
添付文書上の効能・効果は「病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血」とされています。処方が適切かどうかは医師の診察・判断によります。
特徴
十全大補湯は、人参(ニンジン)・黄耆(オウギ)・白朮(ビャクジュツ/製剤により蒼朮)・茯苓(ブクリョウ)・当帰(トウキ)・芍薬(シャクヤク)・地黄(ジオウ)・川芎(センキュウ)・桂皮(ケイヒ)・甘草(カンゾウ)の10種類の生薬からなる処方です。気を補う四君子湯と血を補う四物湯を合わせ、そこに体を温め血のめぐりを助ける桂皮と、気を補う黄耆を加えた構成が特徴とされています。
体力が低下し、気と血の両方が不足した状態(気血両虚)に用いられ、病後・術後の回復期や、疲労倦怠、食欲不振、寝汗、手足の冷え、貧血傾向などが目標症状とされています。構成生薬に甘草を含むため、使用にあたっては血清カリウム値や血圧などに留意が必要とされています。
作用のしくみ
漢方製剤は複数の生薬の総合的な働きによるものであり、単一の分子レベルの作用機序で説明されるものではありません。十全大補湯では、人参・白朮・茯苓・甘草・黄耆が「気」を補い、当帰・川芎・芍薬・地黄が「血」を補い、桂皮が体を温めて血のめぐりを助けると考えられており、これらの構成生薬が総合的に作用することで、気血がともに不足した状態を補うとされています。
効果・適応
添付文書上の効能・効果は「病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血」とされています。一般には、体力が低下し気血がともに不足した状態(気血両虚)で、皮膚や粘膜の色つやが乏しく、やせや貧血、食欲不振、全身の衰弱がみられるような場合が目標とされています。適応となるかどうかは医師の診察・判断によります。
「十全大補湯」が適応可能な疾患一覧
効果が現れるまで・効果の持続
効果のあらわれ方には個人差があるとされています。一定期間服用しても症状の改善がみられない場合や、症状が悪化する場合は、医師・薬剤師にご相談ください。
用法・用量
飲み忘れた場合は、気づいた時に1回分を服用します。次の服用時間が近い場合は1回とばし、2回分を一度に服用しないでください。対応に迷う場合は医師・薬剤師にご相談ください。
長期服用について
長期に服用する場合は、偽アルドステロン症や肝機能障害などの発現に注意し、定期的に経過を観察することが望ましいとされています。気になる症状があれば医師・薬剤師にご相談ください。
副作用・使用上の注意
添付文書上、特定の禁忌は設定されていません。ただし本剤の成分により過敏症を起こしたことがある方などは使用できない場合があります。使用の可否は医師の判断によります。
- 著しく胃腸の虚弱な患者(消化器症状があらわれることがあります)
- 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者(これらの症状が悪化するおそれがあります)
- 高齢者(生理機能が低下していることが多いため)
- 過敏症:発疹、発赤、そう痒、蕁麻疹等
- 消化器:食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等
- 偽アルドステロン症:構成生薬の甘草(カンゾウ)により、低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等があらわれることがあります。
- ミオパチー:偽アルドステロン症の結果として、低カリウム血症に伴う脱力感、四肢痙攣・麻痺等があらわれることがあります。
- 肝機能障害、黄疸:AST・ALT・γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあります。
このような症状があらわれた場合は服用を中止し、医師の診察を受けてください。
発疹や強いそう痒、脱力感、手足のこわばり・つっぱり感、動悸、むくみ、体重増加、発熱、倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)などがみられた場合は、服用を中止して速やかに医師・薬剤師にご相談ください。
妊娠中・授乳中の使用
妊婦又は妊娠している可能性のある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するとされています。使用の可否は医師にご相談ください。
授乳中の方については、治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、投与の継続又は中止を検討するとされています。医師にご相談ください。
飲み合わせ・併用の注意
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の用法・用量・可否は医師の診察と判断によります。
十全大補湯の選び方・費用
同名処方の一般用医薬品(第2類医薬品)も市販されていますが、効能・効果の表現や用量が医療用と異なる場合があります。医療用は医師の診察・処方に基づいて用いられます。
気血がともに不足した状態(気血両虚)を補う代表的な漢方処方の一つとして位置づけられており、病後・術後の回復期や慢性的な疲労倦怠、貧血傾向などに用いられるとされています。
1g 相当を1日分×7日服用した場合の薬剤費の目安は約386円(18.4円×21)です。健康保険適用後は自己負担割合(1〜3割)に応じた額(3割で約116円)となり、別途 診察料・調剤料等がかかります。※用法用量は医師の指示によります。
保険適用の場合、実際の自己負担は保険割合により異なります。詳しくは料金のページをご確認ください。
十全大補湯の処方で
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受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
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ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
十全大補湯と
同じ症状に使われるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が最適なお薬を処方します。
全身の気と血を補い、消耗した体力を底上げする漢方薬です。疲労倦怠や病後・術後の衰弱、貧血、冷え、食欲不振、皮膚の乾燥などをともなう虚弱状態に用いられます。
芍薬と甘草からなる漢方薬で、筋肉の急激なけいれんや痛みをやわらげます。こむら返りや筋痙攣、倦怠感を伴うつっぱり感などに用いられ、症状時に頓用することもできます。
芍薬甘草湯の詳細はこちら›メコバラミンは活性型ビタミンB12の製剤(500μg錠)です。神経の修復や維持に関わり、手足のしびれなどの末梢神経障害や倦怠感の改善を助けます。医師の診断のもとで服用します。
メコバラミンの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
十全大補湯の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
十全大補湯処方の
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
十全大補湯の処方を受けられた
患者様の声
大きな病気のあとから体力が戻らず、少し動くだけで疲れてしまう状態が続いていました。通院がつらく感じていたとき、オンラインで漢方の相談ができると知り受診しました。医師が体質を確認して十全大補湯を提案してくれました。焦らず食前に続けるうちに、以前より動ける時間が増えた気がします。自宅で診察から受け取りまで完結し、とても助かりました。
慢性的な疲れと冷え、貧血気味の体質に長く悩んでいました。ClinicSpotで相談したところ、医師が丁寧に話を聞いたうえで十全大補湯を処方してくれました。漢方は効き方に個人差があると説明を受け、無理なく継続しています。少しずつ体が温まりやすくなってきた実感があります。保険が適用され、通院の負担なく続けられるのがありがたいです。
産後の回復が遅く、疲れやすさと食欲のなさに困っていました。育児中で通院が難しかったのですが、オンライン診療で自宅から相談できました。十全大補湯の作用について丁寧な説明があり、納得して服用を始められました。すぐに変化を求めず続けるよう助言もいただきました。処方から配送まで手間がなく、育児をしながらでも無理なく続けられています。
十全大補湯の処方に関する
よくある質問
添付文書上の効能・効果は「病後の体力低下、疲労倦怠、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血」とされています。体力が低下し、気と血の両方が不足した状態に用いられる漢方処方です。適応となるかどうかは医師の診察・判断によります。
効果のあらわれ方には個人差があるとされています。体力低下や慢性的な疲労などに用いられる処方のため、ある程度継続して服用しながら経過をみることが一般的とされています。一定期間服用しても改善がみられない場合は医師・薬剤師にご相談ください。
人参・黄耆・白朮(製剤により蒼朮)・茯苓・当帰・芍薬・地黄・川芎・桂皮・甘草の10種類の生薬から構成されています。気を補う四君子湯と血を補う四物湯を合わせ、黄耆と桂皮を加えた構成とされています。
通常、成人1日7.5gを2〜3回に分割し、食前又は食間(空腹時)に服用します。用量は年齢・体重・症状により適宜増減され、銘柄・剤形によっても異なる場合があります。実際の服用方法は医師の指示に従ってください。
漢方薬は一般に食前または食間の空腹時に服用することが基本とされています。服用のタイミングについて不明な点があれば、医師・薬剤師にご相談ください。
気づいた時に1回分を服用します。次の服用時間が近い場合は1回とばし、2回分を一度に服用しないでください。対応に迷う場合は医師・薬剤師にご相談ください。
主な副作用として、発疹・発赤・そう痒・蕁麻疹等の過敏症や、食欲不振・胃部不快感・悪心・嘔吐・下痢等の消化器症状が報告されています。気になる症状があれば服用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。
まれに、偽アルドステロン症(低カリウム血症、血圧上昇、むくみ、体重増加等)、ミオパチー(脱力感、四肢の痙攣・麻痺等)、肝機能障害・黄疸があらわれることがあるとされています。手足のだるさやこわばり、むくみ、皮膚や白目が黄色くなるなどの症状がみられた場合は、服用を中止して速やかに医師の診察を受けてください。
長期に服用する場合は、偽アルドステロン症や肝機能障害などの発現に注意し、定期的に経過を観察することが望ましいとされています。服用の継続は医師の判断によりますので、気になる点は医師・薬剤師にご相談ください。
本剤は甘草(カンゾウ)を含むため、他の甘草含有製剤やグリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤と併用すると、偽アルドステロン症(低カリウム血症等)があらわれやすくなるおそれがあり、併用注意とされています。服用中の薬がある場合は事前に医師・薬剤師にお伝えください。
妊娠中の方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与するとされています。授乳中の方については、有益性を考慮して継続・中止を検討するとされています。使用の可否は医師にご相談ください。
高齢者では生理機能が低下していることが多いため、減量するなど注意して使用するとされています。用量は医師の判断によります。
医療用の十全大補湯は保険適用の対象です。薬価はツムラ製剤で1gあたり18.4円の例があり、実際の自己負担は保険割合や処方量により異なります。詳しくは料金のページをご確認ください。薬価は改定されることがあります。
医療用の十全大補湯は医師の処方が必要です。症状や状態によってはオンライン診療で相談できる場合もありますが、処方の可否は医師の診察・判断によります。服用中の薬やアレルギー、持病がある場合は事前に医師・薬剤師にお伝えください。
同名処方の一般用医薬品(第2類医薬品)も市販されていますが、効能・効果の表現や用量が医療用と異なる場合があります。医療用は医師の診察・処方に基づいて用いられます。ご自身に適した使い方は医師・薬剤師にご相談ください。
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- 医療用医薬品:十全大補湯(ツムラ十全大補湯エキス顆粒(医療用))添付文書情報(KEGG MEDICUS / JAPIC)
- ツムラ十全大補湯エキス顆粒(医療用)の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)(日経メディカル処方薬事典)
- 医療用医薬品:十全大補湯(クラシエ十全大補湯エキス細粒)添付文書情報(KEGG MEDICUS / JAPIC)
- 十全大補湯の添付文書(PMDA 医薬品情報)
最終更新日:2026年7月26日 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・処方を保証するものではありません。実際の処方は医師の診察に基づき決定します。
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