1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
麦門冬湯について
麦門冬湯(ばくもんどうとう)は、痰の切れにくい咳などに用いられる医療用の漢方エキス製剤です。バクモンドウ(麦門冬)を中心に6種類の生薬を組み合わせた処方で、体力中等度以下で、たんが切れにくく、ときに強くせきこむ、あるいは咽頭の乾燥感があるといった状態に用いられるとされています。1日量はエキス顆粒として9.0gが目安です。処方の可否や使用の適否は、症状や体質をふまえて医師が判断します。
特徴
麦門冬湯は、バクモンドウ(麦門冬)10.0g、コウベイ(粳米)5.0g、ハンゲ(半夏)5.0g、タイソウ(大棗)3.0g、カンゾウ(甘草)2.0g、ニンジン(人参)2.0gの6種類の生薬から構成される漢方処方です(ツムラの1日量9.0g中、混合生薬の乾燥エキス6.0gを含有)。主薬のバクモンドウが乾いた気道をうるおし、ハンゲが気の上逆をしずめ、ニンジン・コウベイ・タイソウ・カンゾウが胃腸をいたわり気を補うと位置づけられています。乾いた咳や、たんが切れにくく強くせきこむ状態、咽頭の乾燥感に用いられるのが特徴とされ、これらの生薬が総合的に作用すると考えられています。
作用のしくみ
麦門冬湯は、バクモンドウ・コウベイ・ハンゲ・タイソウ・カンゾウ・ニンジンといった複数の生薬を組み合わせた漢方処方であり、単一の分子的な作用機序で説明されるものではありません。気道の乾燥をうるおし、こみあげるような咳やせきこみをしずめる目的で用いられ、構成生薬が総合的に作用すると考えられています。
効果・適応
体力中等度以下で、たんが切れにくく、ときに強くせきこみ、又は咽頭の乾燥感があるものに用いられ、医療用では「痰の切れにくい咳、気管支炎、気管支ぜんそく」が効能・効果とされています。証や適応、使用の可否は症状や体質をふまえて医師が判断します。
「麦門冬湯」が適応可能な疾患一覧
効果が現れるまで・効果の持続
用法・用量
気づいたときにできるだけ早く1回分を服用してください。次の服用時間が近い場合は忘れた分を飛ばし、2回分を一度に飲まないようにしてください。
長期服用について
長期に服用する場合は、漫然と続けず、症状や経過に応じて服用の要否を医師が判断します。甘草を含むため、長期投与や他の甘草含有製剤との併用では、低カリウム血症や血圧上昇などがあらわれていないか注意しながら使用します。気になる症状があるときは医師にご相談ください。
副作用・使用上の注意
添付文書に禁忌の記載はありません。ただし本剤の成分により過敏症(発疹・蕁麻疹等)があらわれたことのある方は使用を避けるなど、使用の可否は医師が判断します。
- アルドステロン症の方(偽アルドステロン症・ミオパチーが悪化するおそれ)
- ミオパチーのある方
- 低カリウム血症のある方
- 高齢の方(生理機能が低下していることが多いため減量など注意)
- 妊婦または妊娠している可能性のある方、授乳中の方
まれに次のような重大な副作用があらわれることがあるとされています。
- 間質性肺炎:発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等があらわれることがあります。
- 偽アルドステロン症:低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等があらわれることがあります。甘草(カンゾウ)を含むため、利尿薬や他の甘草含有製剤との併用で助長されることがあります。
- ミオパチー:低カリウム血症の結果として脱力感、四肢痙攣・麻痺等があらわれることがあります。
- 肝機能障害、黄疸:AST・ALT・γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあります。
発熱・から咳・息切れ・強い脱力・手足のむくみやこむら返りなどの症状に気づいた場合は、服用を中止して医師にご相談ください。
発熱・から咳・呼吸困難などの間質性肺炎を疑う症状や、手足のだるさ・しびれ・つっぱり・こわばり・脱力・筋肉痛といった偽アルドステロン症・ミオパチーを疑う症状があらわれた場合は、服用を中止して医師にご相談ください。
妊娠中・授乳中の使用
妊婦または妊娠している可能性のある方には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用します。使用の可否は自己判断せず、医師にご相談ください。
授乳中の方への使用にあたっては、授乳を継続するか中止するかを含め、有益性を考慮して検討します。使用前に医師にご相談ください。
飲み合わせ・併用の注意
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の用法・用量・可否は医師の診察と判断によります。
麦門冬湯の選び方・費用
麦門冬湯は一般用医薬品(市販薬)としても販売されています。市販の一般用製剤は、体力中等度以下で、たんが切れにくく、ときに強くせきこみ、又は咽頭の乾燥感があるものの、からぜき・気管支炎・気管支ぜんそく・咽頭炎・しわがれ声などに用いられます。医療用は医師の診察のもとで用いられ、効能・効果や用量の範囲が異なる場合があります。
| 滋陰降火湯(じいんこうかとう) | 体力中等度以下で、のどにうるおいがなく、痰が少なく切れにくい咳などに用いられる漢方とされています。 |
| 滋陰至宝湯(じいんしほうとう) | 体力虚弱で、疲れやすく、から咳が続くような場合に用いられる漢方とされています。 |
| 清肺湯(せいはいとう) › | 痰が多くて切れにくい咳に用いられる漢方とされています。 |
痰の切れにくい咳などに対して用いられる漢方エキス製剤の一つです。乾いた咳や強くせきこむ状態、咽頭の乾燥感に用いられ、どのお薬が適するかは症状・体質・併用薬などをふまえて医師が判断します。
例えば1日量9.0gを30日分服用する場合、薬剤費の目安は約4,455円(16.5円×9g×30日)です。保険適用後は自己負担割合(1〜3割)に応じた額になり、別途 診察料・調剤料等がかかります。
麦門冬湯の処方で
こんなお悩み、ありませんか?
こんな時、オンラインでの処方が便利です。
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麦門冬湯の処方もお任せ!
受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
麦門冬湯の処方で
ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
麦門冬湯と
同じ症状に使われるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が最適なお薬を処方します。
麦門冬や半夏・人参などを配合し、のどや気道をうるおして乾いた咳を鎮める漢方薬です。痰が切れにくい咳、のどの乾燥、から咳を伴う気管支炎や感冒の症状に処方されます。
桔梗と甘草の2種の生薬からなり、のどの炎症を鎮め、膿を出しやすくする働きが期待される漢方薬です。のどの痛み・腫れ、扁桃炎、咽頭炎など、かぜに伴うのどの症状に処方されます。
桔梗湯の詳細はこちら›麻黄・桂皮・杏仁・甘草からなり、体を温めて強く発汗を促す漢方薬です。汗が出ておらず、悪寒・発熱・頭痛・関節や体の痛みを伴うかぜのひきはじめに用いられ、比較的体力のある方に処方されます。
麻黄湯の詳細はこちら›麻黄・附子・細辛の3種からなり、体をしっかり温めて冷えを追い出す漢方薬です。強い悪寒・微熱・倦怠感、水っぽい鼻水を伴うかぜに用いられ、高齢の方や体力が低下した方に処方されます。
麻黄附子細辛湯の詳細はこちら›アセトアミノフェンは、脳に働きかけて発熱や痛みをやわらげる解熱鎮痛薬です。胃腸への負担が比較的少なく、かぜや頭痛、月経痛など幅広い症状に用いられ、子どもから高齢の方まで使いやすいお薬です。
アセトアミノフェンの詳細はこちら›イブプロフェンは、炎症や痛みのもととなる物質の生成を抑えるNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)です。頭痛や発熱、のどの痛みなどをやわらげ、比較的使いやすく、かぜや痛みの治療に広く用いられます。
イブプロフェンの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
麦門冬湯の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
麦門冬湯処方の
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
麦門冬湯の処方を受けられた
患者様の声
かぜが治ったあとも乾いた咳だけが長く残り、のどがイガイガして夜も眠りにくい状態でした。仕事の合間に通院するのが難しく、オンライン診療を利用しました。医師が咳の様子やのどの乾燥を確認して麦門冬湯を処方してくれて、飲み方も丁寧に教わりました。効き方には個人差があるそうですが、私はのどのうるおう感じがして咳が少し落ち着きました。自宅で相談できて本当に助かりました。
もともと気道が乾きやすく、季節の変わり目になるとから咳が続いて困っていました。市販の咳止めが合わず、漢方を試したくてオンラインで相談しました。医師に症状を伝えると麦門冬湯を処方してもらえ、長引く咳は別の原因もあり得ると受診の目安まで説明を受けられました。自己判断せず医師の判断で選んでもらえたのは安心です。移動せずに済むので体調が悪いときほどありがたいと感じました。
会議中や電車でこみあげる乾いた咳が出て、人前で気まずい思いをしていました。忙しくて病院に行けずにいたところ、オンライン診療なら自宅で受診できると知り利用しました。医師が丁寧に話を聞いて麦門冬湯を処方してくれて、飲み方や気をつける点も分かりやすかったです。市販の咳止めとの違いも聞けて納得できました。すぐ手元に届いて、人前での咳に悩んだつらい時期を落ち着いて過ごせたのがよかったです。
麦門冬湯の処方に関する
よくある質問
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- 医療用医薬品 : 麦門冬湯(ツムラ麦門冬湯エキス顆粒(医療用))添付文書情報(KEGG / JAPIC)
- 医療用医薬品 : 麦門冬湯(商品詳細情報:組成・性状)(KEGG / JAPIC)
- ツムラ麦門冬湯エキス顆粒(医療用)の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書・薬価など)(日経メディカル 処方薬事典)
- 麦門冬湯の添付文書(PMDA 医薬品情報)
最終更新日:2026年7月26日 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・処方を保証するものではありません。実際の処方は医師の診察に基づき決定します。
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