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※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
胃炎について
胃炎は、胃の内側をおおう粘膜に炎症が起きている状態の総称です。胃の粘膜は通常、強い酸から胃自身を守るしくみを持っていますが、さまざまな原因でこのしくみが乱れると、粘膜が刺激を受けて炎症を起こします。急に起きてすぐに治まる急性胃炎と、長い間続く慢性胃炎があり、粘膜のただれ(びらん)を伴うびらん性胃炎と、伴わない非びらん性胃炎に分けられます。はっきりとした症状が出ないことも多い一方、みぞおちの痛みや腹部の不快感、吐き気などがあらわれることもあります。原因の特定や治療の要否は、医師の診察・判断によります。
- 胃の粘膜に炎症が起きている状態の総称で、急性と慢性、びらん性と非びらん性に分けられます。
- 症状が出ないことも多く、みぞおちの痛みや腹部の不快感、吐き気などがみられることがあります。
- びらん性胃炎はアルコールや解熱鎮痛薬(NSAID)、重い病気に伴うストレスなどが、非びらん性(慢性)胃炎はヘリコバクター・ピロリ感染が主な原因とされています。
- 診断には上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査が用いられます。
- 治療は原因への対応と胃酸を抑える薬が中心で、ピロリ菌感染があれば除菌治療が検討されます。
胃炎の症状
胃炎では、はっきりとした症状があらわれないことも少なくありません。症状が出る場合は、みぞおちの痛みや腹部の不快感、吐き気、嘔吐などがみられ、これらは「消化不良(ディスペプシア)」とまとめて呼ばれることもあります。ヘリコバクター・ピロリの感染による慢性胃炎では、上腹部の痛みや腹部の不快感、食欲不振、おなかが張るような感じ(膨満感)を伴うことがあります。粘膜からの出血がある場合には、黒い便や吐血としてあらわれることもあります。症状の程度は人によって異なり、気になる症状が続く場合は医師にご相談ください。
病型・タイプ
胃炎は、粘膜のただれ(びらん)の有無などによって大きく次のように分けられます。
- びらん性胃炎:胃の粘膜に炎症とびらんが生じるタイプで、非びらん性より重いとされます。急に起こる急性びらん性胃炎と、ゆっくり進む慢性びらん性胃炎があります。
- 非びらん性胃炎(慢性胃炎):粘膜の萎縮などさまざまな変化がみられるタイプで、ヘリコバクター・ピロリ感染が主な原因とされます。
このほか、重い病気やけがに伴う急性ストレス性胃炎、放射線による胃炎、萎縮性胃炎、まれな好酸球性胃炎やメネトリエ病などがあります。どのタイプにあたるかは検査を含めた医師の判断によります。
初期症状・前兆
胃炎は初期には症状がはっきりしないことも多く、健康診断や胃カメラで指摘されて気づかれる場合もあります。症状としてあらわれる場合は、みぞおちの軽い痛みや腹部の不快感、吐き気、食欲の低下、おなかの張りなどとして感じられることがあります。こうした症状は一時的なこともありますが、繰り返したり長く続いたりする場合は、胃炎をはじめとする胃の病気の可能性があります。症状だけで自己判断せず、気になる場合は医師にご相談ください。
胃炎が続くと、粘膜のびらんが進んで胃潰瘍に至ったり、粘膜からの出血によって黒い便や吐血、貧血を起こしたりすることがあります。潰瘍が深くなって胃に穴があく(穿孔)と、腹膜炎などの重い状態につながることがあります。ヘリコバクター・ピロリの感染が長く続くと、胃の粘膜が薄くやせる萎縮性胃炎に進むことがあり、その一部では胃がんの発生に関わるとされています。また、萎縮性胃炎などではビタミンB12の吸収が低下することもあります。放置せず、症状が続く場合は医師の診察を受けることが大切です。
胃炎の原因
胃炎の原因は種類によって異なります。びらん性胃炎の主な原因は、アルコール、重い病気やけがに伴う体へのストレス、アスピリンやその他の解熱鎮痛薬(非ステロイド系抗炎症薬・NSAID)で、そのほかクローン病、放射線、サイトメガロウイルスなどの感染、腐食性の物質の摂取、経鼻胃管などによる直接の損傷が挙げられます。非びらん性(慢性)胃炎の多くはヘリコバクター・ピロリの感染が原因とされます。萎縮性胃炎は、自己免疫による攻撃やピロリ菌の慢性感染によって起こることがあります。原因の特定は医師の診察・検査によります。
病態メカニズム
胃の粘膜は、粘液などによって強い胃酸から胃自身を守るしくみを備えています。アルコールや解熱鎮痛薬(NSAID)、重い病気に伴うストレスなどによってこの防御のしくみが乱れると、粘膜が胃酸などの刺激を受けて炎症やびらんを起こします。ヘリコバクター・ピロリは、ウレアーゼという酵素で胃酸を中和して胃の中でも生き続けることができ、粘膜に感染して炎症を引き起こします。感染が長く続くと粘膜に白血球が集まって炎症が続き、やがて粘膜が薄くやせる萎縮へと進むことがあると説明されています。
なりやすい人・リスク要因
次のような方は胃炎を起こしやすいとされています。
- ヘリコバクター・ピロリに感染している方
- アスピリンや解熱鎮痛薬(NSAID)を使用している方
- 飲酒の習慣がある方
- 大きなけがや熱傷、頭部の損傷、大出血など重い病気の治療を受けている方
- 胸の下部や上腹部に放射線治療を受けた方
- 胃の一部を手術で切除したことがある方
- 免疫のはたらきが低下している方(進行したHIV感染症やがん、免疫を抑える薬の使用など)
これらの要因は重なることもあります。心配な点は医師にご相談ください。
胃炎の診断・検査
胃炎の診断には、上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査が主に用いられます。症状だけでは他の胃の病気と見分けがつきにくいため、内視鏡で胃の粘膜の状態を直接観察し、必要に応じて粘膜の一部を採取して顕微鏡で調べる生検が行われます。原因としてヘリコバクター・ピロリの感染が疑われる場合は、内視鏡を使わない尿素呼気試験・便中抗原測定・血液の抗体検査や、内視鏡を使う迅速ウレアーゼ試験・組織の検査・培養などで感染の有無を確認します。どの検査を行うかは、症状や経過をもとに医師が判断します。
似た疾患・鑑別
みぞおちの痛みや腹部の不快感、吐き気などの症状は、胃炎以外にも胃潰瘍・十二指腸潰瘍、機能性ディスペプシア、胃食道逆流症(逆流性食道炎)、胆石症、膵炎、胃がんなどでも見られることがあります。とくに、はっきりした原因のない上腹部の症状は、これらの病気と見分ける必要があります。症状が似ていても原因や治療は異なることがあり、これらの見きわめには医師による診察・検査が必要です。
胃炎の治療・治し方
胃炎の治療は、原因への対応と、胃酸を抑える薬による薬物療法が基本となります。薬物療法では、放出された胃酸を中和する制酸薬、胃酸の分泌を抑えるヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)やプロトンポンプ阻害薬(PPI)、胃の粘膜をおおって治りを助けるスクラルファートなどが用いられます。びらん性胃炎では、アルコールや解熱鎮痛薬(NSAID)など粘膜を刺激するものを避けることが大切です。ヘリコバクター・ピロリの感染がある場合は、胃酸を抑える薬と抗菌薬を組み合わせた除菌治療が検討されます。どの治療を選ぶかは、原因や検査結果をもとに医師が判断します。
急性期・発作時の治療
急性の胃炎では、原因となっているもの(アルコールや解熱鎮痛薬などの刺激物)を避け、必要に応じて胃酸を抑える薬などによる治療が行われます。重い病気やけがに伴う急性ストレス性胃炎では、もととなる病気やけが、出血が落ち着けば回復することが多いとされ、集中治療などの場面では予防的に胃酸の分泌を抑える薬が用いられることがあります。ただし、吐血や黒い便、強い腹痛といった症状がある場合は、出血などの重い状態のおそれがあるため、自己判断で我慢せず、速やかに対面での受診が必要です。
予防・慢性期の治療
慢性胃炎では、原因に応じた対応を続けることが大切です。ヘリコバクター・ピロリの感染がある場合は、除菌治療によって炎症の進行をおさえることが期待され、除菌後も経過の確認が行われることがあります。胃酸を抑える薬などは、症状や状態に応じて医師の指示のもとで用いられます。萎縮性胃炎などでビタミンB12の吸収が低下している場合には、ビタミンB12の補充が続けられることもあります。薬の続け方や中止の判断は自己判断ではなく医師の判断で行い、定期的な受診で状態を確認していきましょう。
- 胃の粘膜を刺激しやすいアルコールを控えめにしましょう。飲酒はびらん性胃炎の原因の一つとされています。
- 解熱鎮痛薬(NSAID)は胃炎の原因となることがあります。市販薬を含めて、痛み止めなどを常用している場合は、自己判断で続けず医師や薬剤師にご相談ください。
- 症状があるときは、消化のよい食事を心がけ、無理をせず体を休めることが一般的にすすめられます。
- 喫煙は胃の健康に影響するとされ、禁煙が望ましいとされています。
これらは一般的なセルフケアの目安です。症状が続く・強くなる場合や、市販薬で改善しない場合、黒い便や吐血などがみられる場合は、自己判断で済ませず医師にご相談ください。
予防・生活習慣
胃炎の予防には、胃の粘膜を刺激する要因を避けることが役立つとされています。アルコールを控えめにする、解熱鎮痛薬(NSAID)を必要以上に使わない、禁煙するといった点が挙げられます。ヘリコバクター・ピロリは非びらん性(慢性)胃炎の主な原因とされ、感染が確認された場合には除菌治療が検討されます。感染の有無や除菌の必要性については医師の判断によります。持病により制限がある場合や、常用している薬がある場合は、自己判断せず医師にご確認ください。
治療期間・見通し
胃炎の見通しは原因や種類によって異なります。急性ストレス性胃炎では、もととなる病気やけが、出血が落ち着けば回復することが多いとされています。胃酸を抑える薬による治療では、状態に応じて一定の期間の服用が必要になることがあり、出血を伴う胃炎などでプロトンポンプ阻害薬を用いる場合、おおむね8〜12週間の服用が必要とされることがあります。ヘリコバクター・ピロリの除菌治療は、胃酸を抑える薬と抗菌薬を一定期間内服する方法で行われます。具体的な治療期間や見通しは、原因や状態によって異なるため、医師にご確認ください。
受診の目安・オンライン診療
受診の目安
みぞおちの痛みや腹部の不快感、吐き気、食欲の低下などの症状が繰り返し起こる、長く続く、市販薬を使っても改善しないといった場合は、一度医療機関を受診することがすすめられます。健康診断や胃カメラで胃炎を指摘された場合や、ヘリコバクター・ピロリの感染を指摘された場合も、受診して相談する目安になります。とくに、黒い便や吐血、強い腹痛、体重減少などを伴う場合は、早めの受診が大切です。
次のような場合は、胃からの出血や潰瘍の穿孔(胃に穴があく)、ほかの重い病気のおそれがあり、すぐに対面での受診や救急対応が必要です。
- 血を吐く、または黒いタール状の便が出る(消化管出血のおそれ)
- 突然の激しい腹痛や、おなかが板のように硬くなる(穿孔・腹膜炎のおそれ)
- 顔色が悪い、強いだるさ、ふらつき、息切れなど貧血が疑われる症状がある
- 吐き気や嘔吐が続いて水分もとれない、繰り返し嘔吐する
- 説明のつかない体重減少がある
これらはオンライン診療では対応できません。ためらわずに対面での受診や救急外来の受診、救急車の要請をご検討ください。
オンライン診療でできること
オンライン診療では、すでに胃炎と診断され症状が安定している方の経過観察や、胃酸を抑える薬の継続に関する相談、飲酒・喫煙・鎮痛薬の使い方といった生活習慣のアドバイスなどに対応できる場合があります。ヘリコバクター・ピロリの検査や除菌治療についての相談、症状が市販薬で改善しない場合の受診の相談にもオンラインで応じられることがあります。対応できる範囲は症状や経過によって異なり、処方や治療方針は医師の診察・判断によります。
対面受診が必要なケース
初めて症状が出た方の詳しい精査や、上部消化管内視鏡(胃カメラ)・生検などの検査が必要な場合、胃がんなど他の病気の見きわめが必要な場合、症状が重い場合などは、対面での診察や検査が必要です。また、吐血や黒い便、強い腹痛、繰り返す嘔吐、体重減少などの危険なサインがある場合は、オンライン診療では対応できません。こうした場合はまず医師にご相談のうえ、対面受診をご検討ください。
費用の目安
胃炎の診療は公的医療保険の対象となるのが一般的で、自己負担は年齢や所得に応じて原則1〜3割です。ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎と診断された場合の除菌治療なども保険の対象となることがあります。費用は診察内容や検査、処方される薬によって変わります。オンライン診療の費用や自己負担の目安については、料金・保険や受診の流れをご確認ください。具体的な金額は状況により異なるため、あらかじめご相談ください。
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の診断・治療は医師の診察と判断によります。症状が重い・急な場合は対面受診や救急をご検討ください。
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※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
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受診に関するよくある質問
治療の基本は、原因への対応と、胃酸を抑える薬による薬物療法です。びらん性胃炎ではアルコールや解熱鎮痛薬(NSAID)など粘膜を刺激するものを避け、制酸薬やプロトンポンプ阻害薬(PPI)などが用いられます。ヘリコバクター・ピロリの感染がある場合は除菌治療が検討されます。治療内容は原因や検査結果をもとに医師が判断します。
市販の胃薬で一時的に症状がやわらぐこともありますが、症状が繰り返す・長く続く・市販薬で改善しない場合は、自己判断で続けずに医療機関を受診することがすすめられます。黒い便や吐血、強い腹痛、体重減少などを伴う場合は、ほかの病気のおそれもあるため早めの受診が大切です。使用中の薬がある場合は医師や薬剤師にご相談ください。
一般的には内科、とくに消化器内科が窓口になります。健康診断や胃カメラで胃炎を指摘された場合も、まずは内科でご相談いただけます。必要に応じて専門の検査や診療科を紹介されることがあります。
胃炎でははっきりした症状が出ないことも多いですが、症状が出る場合は、みぞおちの痛みや腹部の不快感、吐き気、嘔吐、食欲不振、おなかの張りなどがみられます。粘膜から出血がある場合には、黒い便や吐血としてあらわれることもあります。症状の程度は人によって異なります。
胃炎が続くと、胃潰瘍や、粘膜からの出血による貧血につながることがあります。潰瘍が深くなり胃に穴があく(穿孔)と腹膜炎などの重い状態になることもあります。ヘリコバクター・ピロリの感染が長く続くと、粘膜が薄くやせる萎縮性胃炎に進み、その一部は胃がんの発生に関わるとされています。症状が続く場合は放置せず、医師の診察を受けることが大切です。
びらん性胃炎の主な原因は、アルコール、解熱鎮痛薬(NSAID)、重い病気やけがに伴う体へのストレスなどです。非びらん性(慢性)胃炎の多くはヘリコバクター・ピロリの感染が原因とされます。このほか放射線や一部の感染などが関わることもあります。原因の特定は医師の診察・検査によります。
ヘリコバクター・ピロリは胃の粘膜に感染する細菌で、非びらん性(慢性)胃炎の主な原因とされています。感染が長く続くと萎縮性胃炎に進むことがあり、胃潰瘍や胃がんなどにも関わるとされています。感染が確認された場合は、胃酸を抑える薬と抗菌薬による除菌治療が検討されます。検査や除菌の必要性は医師が判断します。
上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査で胃の粘膜の状態を確認し、必要に応じて粘膜の一部を採取して調べる生検が行われます。ヘリコバクター・ピロリの感染が疑われる場合は、尿素呼気試験や便中抗原測定、血液の抗体検査、内視鏡を使う迅速ウレアーゼ試験などで感染の有無を調べます。どの検査を行うかは医師が判断します。
アルコールを控えめにする、解熱鎮痛薬(NSAID)を必要以上に使わない、禁煙する、症状があるときは消化のよい食事を心がけて体を休める、といった取り組みが一般的にすすめられます。これらは一般的なセルフケアであり、症状が続く場合や黒い便・吐血などがある場合は、自己判断で済ませず医師にご相談ください。
胃の症状は、お子さんや妊娠中の方にも起こることがあります。妊娠中は使用できる薬に配慮が必要な場合があり、お子さんの症状も自己判断が難しいことがあります。お子さんや妊娠中の方の症状については、自己判断せず医療機関でご相談ください。
すでに胃炎と診断され症状が安定している方の経過観察や、胃酸を抑える薬の継続の相談、ピロリ菌の検査・除菌に関する相談、生活習慣のアドバイスなどにオンラインで対応できる場合があります。ただし、初めての精査や内視鏡などの検査が必要な場合、危険なサインがある場合は対面受診が必要です。詳しくは受診の流れをご覧ください。
胃炎の診療は公的医療保険の対象となるのが一般的で、自己負担は原則1〜3割です。ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎の除菌治療なども保険の対象となることがあります。費用は診察や検査、処方薬によって変わります。オンライン診療の費用の目安は料金・保険のページをご確認ください。
見通しは原因や種類によって異なります。急性ストレス性胃炎はもととなる病気やけがが落ち着けば回復することが多いとされ、出血を伴う胃炎などでプロトンポンプ阻害薬を用いる場合はおおむね8〜12週間の服用が必要とされることがあります。ピロリ菌の除菌治療は薬を一定期間内服する方法で行われます。見通しは状態により異なるため医師にご確認ください。
放出された胃酸を中和する制酸薬、胃酸の分泌を抑えるヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)やプロトンポンプ阻害薬(PPI)、胃の粘膜をおおって治りを助けるスクラルファートなどが用いられます。ヘリコバクター・ピロリの感染がある場合は、胃酸を抑える薬と抗菌薬を組み合わせた除菌治療が行われます。どの薬を用いるかは医師が判断します。
血を吐く、黒いタール状の便が出る、突然の激しい腹痛やおなかが硬くなる、繰り返し嘔吐して水分もとれない、顔色が悪くふらつくなど貧血が疑われる、説明のつかない体重減少がある、といった場合は、出血や穿孔、ほかの重い病気のおそれがあるためすぐに対面での受診が必要です。これらはオンライン診療では対応できません。
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
最終更新日:2026年7月 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。
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