1日200名以上の患者様に
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※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
逆流性食道炎について
逆流性食道炎は、胃酸や胃の内容物が食道に逆流し、食道の粘膜に炎症が生じる病気です。胃の粘膜は胃酸から胃を守るしくみを持っていますが、食道にはそうした保護のしくみが乏しいため、逆流が続くと粘膜が傷ついて炎症を起こします。主な症状は胸やけや酸っぱいものが上がってくる感じ(呑酸)で、胃食道逆流症(GERD)のうち、内視鏡で食道粘膜のただれ(びらん)が確認されるタイプを指します。生活習慣の見直しと、胃酸を抑える薬による治療が中心となりますが、診断や治療の要否は医師の診察・判断によります。
- 胃酸などが食道に逆流し、食道粘膜に炎症(びらん)が生じる病気です。
- 代表的な症状は胸やけと呑酸(酸っぱいものが上がってくる感じ)です。
- 下部食道括約筋のはたらきの低下や食道裂孔ヘルニア、肥満、食生活などが関わります。
- 診断には内視鏡検査が用いられ、重症度が評価されます。
- 生活習慣の改善と胃酸を抑える薬による治療が中心で、再発しやすいため経過観察が大切です。
逆流性食道炎の症状
代表的な症状は、胸骨の裏側が焼けるように感じる胸やけと、酸っぱいものや苦いものが口やのどまで上がってくる呑酸です。そのほか、食後にみぞおちや胸のあたりが痛む、げっぷが増える、のどの違和感や声のかすれ、なかなか治らない咳など、食道以外に関わる症状があらわれることもあります。症状の程度は人によって異なり、食道粘膜のただれの有無や重症度と一致しないこともあります。気になる症状が続く場合は医師にご相談ください。
病型・タイプ
胃酸などが食道に逆流して症状や粘膜障害を起こす状態は胃食道逆流症(GERD)と呼ばれ、大きく次のように分けられます。
- 逆流性食道炎(びらん性GERD):内視鏡で食道粘膜のただれ(びらん)が確認されるタイプです。
- 非びらん性胃食道逆流症(NERD):胸やけなどの症状はあるものの、内視鏡ではっきりとした粘膜のただれが見られないタイプです。
逆流性食道炎の重症度は、内視鏡所見をもとにロサンゼルス分類などで評価されます。どのタイプにあたるかは検査を含めた医師の判断によります。
初期症状・前兆
初期には、食後や横になったときに軽い胸やけを感じる、げっぷが増える、のどに違和感があるといった変化としてあらわれることがあります。こうした症状は一時的なこともありますが、繰り返したり長く続いたりする場合は、逆流性食道炎の可能性があります。症状の有無や程度だけでは重症度を判断できないため、気になる場合は医師にご相談ください。
炎症が続くと、食道の粘膜に潰瘍ができたり、飲み込むときに痛みを感じたりすることがあります。長期にわたると、粘膜からの出血によって貧血を起こす、食道が狭くなって固形の食べ物が飲み込みにくくなる(食道狭窄)、食道の粘膜が胃の粘膜に近い性質へ変化するバレット食道といった状態につながることがあります。バレット食道は食道がんの発生に関わる場合があるとされています。放置せず、症状が続く場合は医師の診察を受けることが大切です。
逆流性食道炎の原因
胃と食道のつなぎ目にある下部食道括約筋のはたらきが低下し、胃の内容物が食道に逆流しやすくなることが主な原因です。加齢や、食べ過ぎ・早食いによる胃の内圧の上昇、肥満や衣服の締めつけによる腹圧の上昇、高脂肪の食事などが逆流を起こしやすくします。胃の一部が横隔膜の上にはみ出す食道裂孔ヘルニアも、逆流に関わる要因とされています。原因の特定は医師の診察・検査によります。
病態メカニズム
通常、胃と食道のつなぎ目にある下部食道括約筋が締まることで、胃の内容物が食道へ逆流するのを防いでいます。この括約筋のしまりが弱くなったり、一時的にゆるむ回数が増えたりすると、強い酸性の胃酸を含む内容物が食道へ逆流します。食道には胃のような酸から粘膜を守るしくみが乏しいため、逆流が繰り返されると粘膜が刺激されて炎症やただれが生じます。食道裂孔ヘルニアがあると、この防御のしくみが働きにくくなると考えられています。
なりやすい人・リスク要因
次のような方は逆流性食道炎を起こしやすいとされています。
- 肥満や体重増加のある方
- 脂肪分の多い食事をとることが多い方
- 食べ過ぎ・早食いの習慣がある方
- 飲酒・喫煙の習慣がある方
- カフェインや炭酸飲料を多くとる方
- 高齢の方
- 食道裂孔ヘルニアのある方
- 一部の薬(カルシウム拮抗薬、抗コリン作用のある薬など)を使用している方
これらの要因は重なることもあります。心配な点は医師にご相談ください。
逆流性食道炎の診断・検査
診断には内視鏡(胃カメラ)検査が用いられ、食道粘膜のただれの有無や程度を確認し、重症度を評価します。近年は鼻から挿入する細い内視鏡も利用されるようになっています。症状や経過に応じて、食道内の酸性度を一定時間記録する24時間pH・インピーダンス検査や、下部食道括約筋の圧を調べる食道内圧検査が行われることもあります。症状から診断できる場合もありますが、治療の反応が乏しいときや危険なサインがあるときには検査が検討されます。診断は医師の判断によります。
似た疾患・鑑別
胸やけやみぞおちの痛みなどの症状は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、機能性ディスペプシア、食道アカラシアなどの食道運動の障害、胃炎などでも見られることがあります。また、胸の痛みは狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気でも起こるため、注意が必要です。症状が似ていても原因は異なることがあり、これらの見きわめには医師による診察・検査が必要です。
逆流性食道炎の治療・治し方
治療は、生活習慣の見直しと、胃酸を抑える薬による薬物療法を組み合わせて行うのが基本です。薬物療法では、胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)やカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)、ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)などが用いられ、必要に応じて胃の運動を整える薬が併用されることもあります。薬物療法で十分な効果が得られない場合や、大きな食道裂孔ヘルニアがある場合などには、逆流を防ぐ手術(噴門形成術など)が検討されることがあります。どの治療を選ぶかは、症状や検査結果をもとに医師が判断します。
急性期・発作時の治療
胸やけなどの症状が強いときは、自己判断で我慢を続けず、医師の診察を受けて胃酸を抑える薬などによる治療を相談することがすすめられます。症状が出やすいタイミング(食後や就寝時など)を避ける工夫や、脂肪分の多い食事・飲酒・喫煙を控えることも、症状の軽減に役立つとされています。ただし、胸の強い痛みや、飲み込めない、吐血・黒い便といった症状がある場合は、別の重い病気のおそれもあるため、速やかに対面での受診が必要です。
予防・慢性期の治療
逆流性食道炎は再発しやすいため、症状が落ち着いた後も経過観察や、必要に応じた薬の継続が行われることがあります。医師の指示に沿って服薬を続けながら、生活習慣の改善を並行して行うことが、症状の再発を抑えることにつながります。薬をやめる時期や量の調整は、自己判断ではなく医師の判断で行うことが大切です。定期的な受診で状態を確認していきましょう。
- 食べ過ぎや早食いを避け、脂肪分の多い食事や、症状を招きやすい食品(アルコール、カフェイン、炭酸飲料、チョコレート、香辛料など)を控えめにしましょう。
- 就寝のおよそ3時間前までに食事を終え、食後すぐに横にならないようにしましょう。
- 就寝時に上半身を少し高くすると逆流が起こりにくくなるとされています。ベッドの頭側を15〜20cmほど高くする方法が紹介されています。
- 肥満のある方は、腹圧を下げるために適正体重を目指すことがすすめられます。
- 禁煙や、おなかを締めつける衣服・ベルトを避けることも役立つとされています。
これらは一般的なセルフケアの目安です。症状が続く・強くなる場合や、市販薬で改善しない場合は、自己判断で済ませず医師にご相談ください。
予防・生活習慣
逆流性食道炎の予防・再発予防には、日々の生活習慣の見直しが役立ちます。食べ過ぎや早食いを避ける、脂肪分の多い食事やアルコール・カフェイン・炭酸飲料などを控えめにする、就寝前の食事を控える、食後すぐに横にならない、適正体重を保つ、禁煙する、といった点が挙げられます。おなかを締めつける服装や前かがみの姿勢を避けることも、腹圧の上昇を防ぐうえで役立つとされています。持病により制限がある場合は、自己判断せず医師にご確認ください。
治療期間・見通し
薬物療法によって食道粘膜の炎症が改善するまでには、一定の期間がかかることがあり、プロトンポンプ阻害薬では治癒までにおよそ4〜12週かかるとされています。一方で逆流性食道炎は再発しやすく、症状が落ち着いた後も経過観察や薬の継続が必要になる場合があります。見通しは症状の程度や重症度によって異なるため、治療期間の見込みについては医師にご確認ください。
受診の目安・オンライン診療
受診の目安
胸やけや呑酸などの症状が繰り返し起こる、長く続く、市販薬を使っても改善しないといった場合は、一度医療機関を受診することがすすめられます。すでに逆流性食道炎と診断されている方で、症状がなかなか落ち着かないとき、薬の効果や副作用が気になるときなども受診の目安です。とくに、飲み込みにくさや体重減少、貧血などを伴う場合は、早めの受診が大切です。
次のような場合は、食道の出血・狭窄や、ほかの重い病気のおそれがあり、すぐに対面での受診や救急対応が必要です。
- 血を吐く、または黒いタール状の便が出る(消化管出血のおそれ)
- 固形の食べ物や、やがて水分も飲み込みにくくなる、飲み込むときに強く痛む
- 説明のつかない体重減少がある
- 顔色が悪い、動悸や息切れなど貧血が疑われる症状がある
- 胸を締めつけられるような強い痛みや、冷や汗を伴う胸の痛みがある(心臓の病気のおそれ)
これらはオンライン診療では対応できません。ためらわずに対面での受診や救急外来の受診、救急車の要請をご検討ください。
オンライン診療でできること
オンライン診療では、すでに逆流性食道炎と診断され症状が安定している方の経過観察や、胃酸を抑える薬の継続に関する相談、食事や就寝時の姿勢といった生活習慣のアドバイスなどに対応できる場合があります。症状の相談や、市販薬で改善しない場合の受診の相談にもオンラインで応じられることがあります。対応できる範囲は症状や経過によって異なり、処方や治療方針は医師の診察・判断によります。
対面受診が必要なケース
初めて症状が出た方の詳しい精査や、内視鏡(胃カメラ)・食道内のpH検査・食道内圧検査などが必要な場合、治療への反応が乏しい場合、危険なサイン(吐血や黒い便、飲み込みにくさ、体重減少など)がある場合は、対面での診察や検査が必要です。こうした場合はオンライン診療では対応できないため、まずは医師にご相談のうえ対面受診をご検討ください。
費用の目安
逆流性食道炎の診療は公的医療保険の対象となるのが一般的で、自己負担は年齢や所得に応じて原則1〜3割です。費用は診察内容や検査、処方される薬によって変わります。オンライン診療の費用や自己負担の目安については、料金・保険や受診の流れをご確認ください。具体的な金額は状況により異なるため、あらかじめご相談ください。
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の診断・治療は医師の診察と判断によります。症状が重い・急な場合は対面受診や救急をご検討ください。
逆流性食道炎の受診で
こんなお悩み、ありませんか?
思い当たるものが1つでもあれば逆流性食道炎の可能性があります。症状が重症化するまえに、お気軽にご相談ください。
ご相談ください!
逆流性食道炎なら
受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
タブレット
受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
逆流性食道炎の治療で
ClinicSpotが
選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
逆流性食道炎で
処方できるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が処方します。
胃酸の分泌を素早く強力に抑えるカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)です。胃炎や逆流性食道炎の胸やけ・胃痛をやわらげ、粘膜の回復を助けます。1日1回食後の服用で安定した効果が期待できます。
ボノプラザンの詳細はこちら›胃酸の分泌をもとから抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)です。胃炎や逆流性食道炎による胸やけ・胃痛をやわらげ、荒れた粘膜の回復を助けます。1日1回食前の服用でしっかりと胃酸をコントロールします。
エソメプラゾールの詳細はこちら›胃酸の分泌を抑えるH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)です。胃炎や逆流性食道炎による胃痛・胸やけ・むかつきをやわらげます。1日2回の服用で日中と夜間の胃酸をコントロールし、症状の改善が期待できます。
ファモチジンの詳細はこちら›胃酸の分泌をもとから抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)です。胃炎や逆流性食道炎による胸やけ・胃痛をやわらげ、粘膜の回復を助けます。1日1回の服用で症状の改善と再発の抑制が期待できます。
オメプラゾールの詳細はこちら›胃酸の分泌をもとから抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)です。胃炎や逆流性食道炎、潰瘍の治療に用いられ、口の中で溶けるOD錠のため水なしでも服用できます。1日1回の服用で症状の改善が期待できます。
ランソプラゾールの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
お薬の受け取り方法
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薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
逆流性食道炎で利用された
患者様の声
夜に横になると胸やけがして眠れず、酸っぱいものが上がってくるのがつらかったです。仕事で通院の時間が取れなかったのですが、オンラインで診てもらいお薬を処方してもらえました。翌日には届き、飲み始めて数日でだいぶ楽になりました。
以前から胸やけを繰り返していて、市販薬でごまかしていました。オンライン診療で医師に相談したところ、保険適用でお薬を出してもらえて安心。食事や寝る前の過ごし方のアドバイスももらえ、生活を見直すきっかけになりました。
のどのつかえ感と就寝時の咳が続き、逆流が原因かもと不安でした。予約不要でスマホから受診でき、症状の背景まで丁寧に説明してもらえて心強かったです。保険適用でお薬も最短で届き、通院の負担なく治療を始められたのが本当に助かりました。
受診に関するよくある質問
治療の基本は、生活習慣の見直しと、胃酸を抑える薬による薬物療法の組み合わせです。食べ過ぎや脂肪分の多い食事、就寝前の食事を控え、就寝時に上半身を少し高くするなどの工夫に加え、プロトンポンプ阻害薬(PPI)などの薬が用いられます。再発しやすいため経過観察も大切です。治療内容は症状や検査結果をもとに医師が判断します。
市販の胃薬で一時的に症状がやわらぐこともありますが、症状が繰り返す・長く続く・市販薬で改善しない場合は、自己判断で続けずに医療機関を受診することがすすめられます。飲み込みにくさや体重減少などを伴う場合は、ほかの病気のおそれもあるため早めの受診が大切です。使用中の薬がある場合は医師や薬剤師にご相談ください。
一般的には内科、とくに消化器内科が窓口になります。健康診断や胃カメラで指摘された場合も、まずは内科でご相談いただけます。必要に応じて専門の検査や診療科を紹介されることがあります。
代表的な症状は、胸骨の裏側が焼けるように感じる胸やけと、酸っぱいものが上がってくる呑酸です。ほかに、みぞおちの痛み、げっぷ、のどの違和感、声のかすれ、長引く咳などがあらわれることもあります。症状の程度は人によって異なります。
炎症が続くと、食道の潰瘍や出血、飲み込みにくさ(食道狭窄)、食道の粘膜が変化するバレット食道などにつながることがあります。バレット食道は食道がんの発生に関わる場合があるとされています。症状が続く場合は放置せず、医師の診察を受けることが大切です。
胃と食道のつなぎ目にある下部食道括約筋のはたらきが低下し、胃酸などが食道に逆流しやすくなることが主な原因です。加齢や食べ過ぎ・早食い、肥満による腹圧の上昇、高脂肪の食事、食道裂孔ヘルニアなどが関わるとされています。原因の特定は医師の診察・検査によります。
内視鏡(胃カメラ)検査で、食道粘膜のただれの有無や程度を確認し、重症度を評価します。近年は鼻から挿入する細い内視鏡も用いられます。必要に応じて、食道内の酸性度を調べる24時間pH検査や、下部食道括約筋の圧を調べる食道内圧検査が行われることもあります。
食べ過ぎや脂肪分の多い食事、アルコール・カフェイン・炭酸飲料などを控える、就寝の3時間ほど前までに食事を終える、食後すぐ横にならない、就寝時に上半身を少し高くする、適正体重を保つ、禁煙する、といった取り組みが一般的にすすめられます。これらは一般的なセルフケアであり、症状が続く場合は医師にご相談ください。
胃酸の逆流による症状は、お子さんや妊娠中の方にも起こることがあります。妊娠中は使用できる薬に配慮が必要な場合があり、お子さんの症状も自己判断が難しいことがあります。お子さんや妊娠中の方の症状については、自己判断せず医療機関でご相談ください。
すでに逆流性食道炎と診断され症状が安定している方の経過観察や、胃酸を抑える薬の継続の相談、生活習慣のアドバイスなどにオンラインで対応できる場合があります。ただし、初めての精査や内視鏡などの検査が必要な場合、危険なサインがある場合は対面受診が必要です。詳しくは受診の流れをご覧ください。
逆流性食道炎の診療は公的医療保険の対象となるのが一般的で、自己負担は原則1〜3割です。費用は診察や検査、処方薬によって変わります。オンライン診療の費用の目安は料金・保険のページをご確認ください。
薬による治療で食道の炎症が改善するまでには一定の期間がかかり、プロトンポンプ阻害薬ではおよそ4〜12週かかるとされています。再発しやすいため、症状が落ち着いた後も経過観察や薬の継続が必要になることがあります。見通しは症状の程度によって異なるため、医師にご確認ください。
胃酸の分泌を抑えるプロトンポンプ阻害薬(PPI)やカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)、ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)などが用いられ、必要に応じて胃の運動を整える薬が併用されることもあります。どの薬を用いるかは、症状や状態に応じて医師が判断します。
血を吐く、黒いタール状の便が出る、固形物や水分が飲み込みにくい、飲み込むときに強く痛む、説明のつかない体重減少がある、貧血が疑われる、といった場合は、出血やほかの重い病気のおそれがあるためすぐに対面での受診が必要です。強い胸の痛みは心臓の病気のおそれもあり、これらはオンライン診療では対応できません。
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- 胃食道逆流症(GERD) - MSDマニュアル家庭版
- 逆流性食道炎ってどんな病気? - 国立長寿医療研究センター
- 逆流性食道炎とは - 東京慈恵会医科大学 外科学講座
- 胃食道逆流症(GERD)|ガイドライン一覧|日本消化器病学会
最終更新日:2026年7月 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。
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