1日200名以上の患者様に
ご利用いただいています
※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
更年期障害について
- 閉経前後の約10年間を更年期といい、日本人女性の平均閉経年齢は50歳前後とされています。
- 主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)のゆらぎと低下で、加齢や心理的・社会的な要因も重なります。
- ほてり・のぼせ・発汗などの血管運動症状のほか、身体症状や精神症状など多彩な症状が現れます。
- 治療には生活習慣の改善、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、向精神薬などがあり、症状に応じて選択されます。
- 似た症状を示す他の病気もあるため、症状が続く場合は医療機関への相談が大切です。
更年期障害の症状
更年期の症状は多彩で、大きく次の3つに分けて説明されることがあります。感じ方や組み合わせには個人差があります。
- 血管運動症状:ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗、冷え
- 身体症状:めまい、動悸、胸部の圧迫感、頭痛、肩こり、腰背部痛、関節痛、しびれ、疲労感
- 精神症状:抑うつ気分、意欲の低下、イライラ(易怒性)、情緒不安定、不眠
このほか、皮膚や粘膜の乾燥、腟の乾燥感、頻尿などの泌尿生殖器の症状がみられることもあります。
病型・タイプ
更年期の症状は、次のように分類して整理されることがあります。
- 血管運動症状(ほてり・のぼせ・発汗など)
- 身体症状(頭痛・肩こり・関節痛・疲労感など)
- 精神症状(抑うつ気分・イライラ・不眠など)
初期症状・前兆
更年期の初期には、ほてり・のぼせ・発汗といった血管運動症状が現れやすいとされています。これらはエストロゲンの減少と関連が深いと考えられており、更年期障害を考えるうえでの目安の一つとされています。症状の現れ方には個人差があります。
更年期の症状の多くは、身体がホルモンの変化に慣れるにつれてやわらいでいくとされています。一方で、エストロゲンの低下が続くことは、骨量の減少(骨粗鬆症)や脂質の変化、腟や泌尿器の乾燥・萎縮などと関連するとされています。気になる症状が続く場合や生活に支障がある場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関に相談することが大切です。
更年期障害の原因
主な原因は、卵巣機能の低下にともない女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら減少していくことです。これに加えて、加齢による身体の変化、精神的・心理的な要因、家庭や職場などの社会的な要因が複合的に影響すると考えられています。
病態メカニズム
加齢により卵巣の働きが低下すると、卵巣から分泌されるエストロゲンが減少します。エストロゲンの分泌が不安定になることで自律神経の調節にも影響が及び、ほてりや発汗などの血管運動症状が起こりやすくなると考えられています。心理的・社会的な要因が重なることで、症状の現れ方や強さが左右されるとされています。
なりやすい人・リスク要因
症状の現れ方には、心理的なストレスや性格的な傾向が強く影響するとされています。原因や背景は人によって異なるため、リスク要因の受け止め方や対処についても、医師に相談しながら考えていくことがすすめられます。
更年期障害の診断・検査
診断ではまず問診を行い、症状の内容や程度、月経の状況などを丁寧に確認します。必要に応じて血液検査でホルモンの状態を調べることがあります。更年期と似た症状を示す他の病気を見分けるため、追加の検査が行われることもあります。診断は医師の総合的な判断によります。
似た疾患・鑑別
更年期と似た症状を示す病気もあり、これらを見分ける(鑑別する)ことが大切とされています。たとえば甲状腺機能低下症、糖尿病、メニエール病、うつ病などが挙げられます。同じような症状でも原因が異なることがあるため、症状が続く場合は医療機関で相談してください。
更年期障害の治療・治し方
更年期障害の治療では、まず問診で症状を丁寧に確認したうえで、食事・運動・睡眠といった生活習慣の改善や心理療法を試みます。それでも症状が改善しない場合には、薬物療法が検討されます。主な薬物療法には、ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、精神症状に対する向精神薬(抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬など)があり、症状や体質、リスクに応じて個別に選択されます。どの治療が適するかは医師の診察・判断によります。
急性期・発作時の治療
ほてりやのぼせ、発汗などの血管運動症状が強く現れているときには、締めつけの少ない衣服で体温を調整したり、深呼吸などで気持ちを落ち着けたりといった対応が一般的に紹介されています。症状が強く日常生活に支障がある場合は、我慢を続けず医療機関に相談してください。
予防・慢性期の治療
症状が続く場合には、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬などを継続しながら、定期的に効果や体調を評価していきます。HRTでは、より少ない有効量を用いることや、経過をみながら見直すことがすすめられています。子宮のある方にエストロゲンを用いる場合は、子宮内膜への影響を抑えるため黄体ホルモンを併用します。継続や中止は、健康状態や検査結果、本人の希望をふまえて医師が判断します。
日常のセルフケアとして、次のような点が一般的に紹介されています。ただしセルフケアだけで対応しようとせず、症状が続くときや強いときは医療機関に相談してください。
- バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠を意識して、生活リズムを整えます。
- ストレスをためこまないよう、気分転換や休息の時間をつくります。
- ほてりや発汗に備えて、体温を調整しやすい服装を心がけます。
- 症状を一人で抱えこまず、家族や周囲、医療機関に相談します。
予防・生活習慣
更年期の変化そのものを避けることはできませんが、食事・運動・睡眠といった生活習慣を整え、ストレスと上手に付き合うことが心身の負担をやわらげるうえで役立つとされています。この時期を前向きにとらえ、生きがいをもって過ごすことも大切とされています。気になる症状があるときは、早めに医療機関に相談してください。
治療期間・見通し
症状が続く期間や治療の見通しには個人差があります。多くの症状は身体がホルモンの変化に慣れるにつれてやわらいでいくとされています。HRTについては、継続を制限する一律の年齢や投与期間はないとされ、経過をみながら3~5年を目安に見直しを検討することがすすめられています。治療期間の見通しは医師と相談しながら決めていきます。
受診の目安・オンライン診療
受診の目安
ほてり・のぼせ・発汗、気分の落ち込み、不眠、疲労感などの症状があり、日常生活に支障を感じる場合は、婦人科などの医療機関への相談が目安になります。症状が強いときや長く続くとき、他の病気が心配なときも、我慢せずに受診を検討してください。受診の目安や流れについては受診の流れもご確認ください。
次のような症状があるときは、更年期以外の病気が隠れている可能性や、急いで対応が必要な可能性があります。オンラインでの相談にとどめず、早めに対面での受診や救急の相談を検討してください。判断に迷う場合も医療機関にご相談ください。
- 閉経後の出血や、月経とは異なる不正な性器出血がみられる。
- 強い胸の痛みや激しい動悸、息苦しさが続く。
- 突然の激しい頭痛や、経験したことのない強い頭痛がある。
- 片方の足の急な腫れ・痛み、赤みなど、血栓を疑う症状がある。
- 強い抑うつ気分が続く、または死にたい気持ちがあるなど、精神的につらい状態が続く。
オンライン診療でできること
オンライン診療では、次のような対応が期待できます(保険適用となる範囲は医師の判断によります)。
- 症状や生活状況についての問診・相談
- 食事・運動・睡眠などの生活指導
- 漢方薬の処方や、状態が安定している場合のHRTの継続処方など
費用や保険については料金・保険もご確認ください。
対面受診が必要なケース
次のような場合は、対面での受診が必要になることがあります。
- 初診で他の病気との見分けが必要な場合や、内診・血液検査などの検査が必要な場合。
- 不正な性器出血や閉経後の出血があり、精密検査が必要な場合。
- 血栓症のリスクなど、HRTを始める前の評価や乳がん検診が必要な場合。
- 症状が重い場合や、緊急の対応が必要と考えられる場合。
費用の目安
更年期障害の治療で用いられるホルモン補充療法(HRT)や漢方薬などの多くは、健康保険の適用対象とされています。自己負担額は治療内容や受診回数、処方される薬によって異なります。オンライン診療では別途システム利用料などがかかる場合があります。具体的な費用は料金・保険や医療機関にご確認ください。
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の診断・治療は医師の診察と判断によります。症状が重い・急な場合は対面受診や救急をご検討ください。
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思い当たるものが1つでもあれば更年期障害の可能性があります。症状が重症化するまえに、お気軽にご相談ください。
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受診までの3ステップ
受診ボタンから症状を選び、問診にご回答ください。アプリのインストールや予約は不要です。
順番になると医師がオンラインで診察します。待ち時間はスマホで自由にお過ごしいただけます。
診察後に処方箋を発行。お薬は最短当日に薬局受取、または自宅配送でお受け取りいただけます。
オンライン診療と
対面診療の違い
オンライン診療
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受け取り
※ 対面診療の待ち時間・診療時間は一般的な目安です。症状や医療機関により異なります。
更年期障害の治療で
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選ばれる5つの理由
はじめての方にも、続けて通う方にも。
更年期障害で
処方できるお薬
診察のうえ、症状に合わせて医師が処方します。
気血のめぐりを整え、のぼせやイライラ、不安、疲れやすさなどをやわらげる漢方薬です。体力が中くらいで、精神症状をともなう不調に用いられ、更年期障害や月経困難症などに医師の判断で処方されます。
加味逍遙散の詳細はこちら›血のめぐり(瘀血)を改善し、のぼせや肩こり、月経にともなう不調をやわらげる漢方薬です。比較的体力があり、のぼせて足が冷える方に向くとされ、更年期障害や月経困難症に医師の判断で処方されます。
桂枝茯苓丸の詳細はこちら›気血のめぐりを整え、のぼせ・めまい・頭重感やイライラなどをやわらげる漢方薬です。比較的体力があり、のぼせをともなう不調に向くとされ、更年期障害や月経困難症に医師の判断で処方されます。
女神散の詳細はこちら›血のめぐりと水分バランスを整え、冷えやむくみ、月経にともなう不調をやわらげる漢方薬です。体力があまりない、冷えやすい方に向くとされ、冷え性や更年期障害、月経困難症に医師の判断で処方されます。
当帰芍薬散の詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
お薬の受け取り方法
2つの方法から選べます
薬剤師による服薬指導のあと、ポスト投函でご自宅へ配送。最短翌日の受け取りも可能です。
(※一部エリアは追加料金で当日到着便もご利用いただけます)
受け取りの薬局は全国どこでもご自身で指定できます。指定した薬局で、診察後30分程度でお薬を受け取れます。
料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
更年期障害で利用された
患者様の声
急に顔がほてって汗が止まらなくなり、仕事中も落ち着きませんでした。更年期かもしれないと思いつつ受診を先延ばしにしていましたが、オンラインで相談できて助かりました。漢方を処方してもらい、少しずつのぼせが和らいでいます。通院いらずで続けやすいです。
夜中に何度も目が覚め、日中もイライラして自分でも戸惑っていました。婦人科は待ち時間が長く足が遠のいていましたが、スマホから受診でき体質に合った漢方を提案してもらえました。お薬が自宅に届くので予定を気にせず続けられ、気持ちが穏やかになってきました。
母が更年期でつらそうだったので、私も早めに知っておきたくて相談しました。医師にホルモンの変化について丁寧に説明してもらい、今の症状に合わせた対処法を教わって安心できました。オンラインなら気軽に相談でき、必要なお薬もすぐ届くので心強かったです。
受診に関するよくある質問
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
- 更年期障害|公益社団法人 日本産科婦人科学会
- (2)更年期障害に対するホルモン補充療法(HRT)|日本産婦人科医会
- 更年期障害|e-ヘルスネット(厚生労働省)
- 更年期障害とは?|女性の健康推進室 ヘルスケアラボ(厚生労働省研究班監修)
最終更新日:2026年7月 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。
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