1日200名以上の患者様に
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※2023年1月〜2026年5月末までのグループ全体累計受診数。
寒気がするについて
寒気(悪寒)とは、発熱の初期などにあらわれる、体がゾクゾクするような病的なさむけをいいます。歯がガチガチ鳴ったり全身が震えたりするほど強いものは「悪寒戦慄(おかんせんりつ)」と呼ばれます。多くは、感染などによって脳の視床下部にある体温調節の設定温度(セットポイント)が高い水準に切り替わり、体がその温度まで体温を上げようとする過程で生じるとされています。かぜやインフルエンザ、肺炎、尿路感染症などの感染症でよくみられますが、まれに重い病気のサインのこともあります。原因の判断は医師の診察・判断によります。
- 寒気(悪寒)は、体温を上げようとする体の反応として、発熱の前や初期にあらわれることが多い症状です。
- 歯がガチガチ鳴るほど強く震える「悪寒戦慄」は、感染による発熱を示唆する場合があるとされています。
- かぜ・インフルエンザ・肺炎・尿路感染症などの感染症でよくみられます。
- 基本の対処は、体を温める・安静・水分補給ですが、原因に応じた治療が大切です。
- 強い頭痛や首の硬さ、意識の異常、呼吸困難などを伴う場合は、緊急の受診が必要なことがあります。
寒気がするの症状
寒気(悪寒)は、体がゾクゾクする、ぞわぞわするといった感覚としてあらわれ、発熱に先立って、または発熱の初期に生じることが多いとされています。歯がガチガチ鳴る、全身がガタガタと震えるほど強いものは「悪寒戦慄」と呼ばれ、感染による発熱を示唆する場合があるとされています。
随伴症状として、発熱、筋肉痛・関節痛(特にインフルエンザで目立つとされます)、頭痛、倦怠感(だるさ)、食欲不振などを伴うことがあり、原因によっては吐き気・嘔吐がみられることもあります。どのような病気が背景にあるかは、症状の経過や全身の状態をふまえて医師が判断します。
病型・タイプ
初期症状・前兆
寒気(悪寒)は、それ自体が発熱などの体調不良の初期サインとしてあらわれることがあります。体温が上がりきる前に、手足の冷えやゾクゾクとしたさむけ、ふるえを感じ、その後に熱が上がってくるという経過をたどることがよくみられます。悪寒に続いて高熱や関節痛、倦怠感などがあらわれる場合は、感染症などが背景にあることがあります。気になる症状があるときは、無理をせず経過をみて、必要に応じて医療機関に相談してください。
寒気(悪寒)の背景に感染症などの病気がある場合、それを放置すると、もとの病気が進行して症状が重くなることがあります。たとえば肺炎や腎盂腎炎(尿路感染症)などでは、治療が遅れると全身に影響が及ぶことがあるとされています。特に、歯がガチガチ鳴るほどの強い悪寒戦慄や、高熱・呼吸困難・意識の異常などを伴う場合は注意が必要です。症状が長引く、または悪化する場合は、早めに医療機関を受診してください。経過や見通しは原因によって異なり、医師の診察・判断によります。
寒気がするの原因
寒気(悪寒)のもっとも多い原因は感染症で、かぜやインフルエンザ、肺炎などの気道の感染症、食中毒などの消化管の感染症、腎盂腎炎などの尿路感染症、皮膚の感染症などが挙げられます。このほか、胆嚢炎や虫垂炎などの腹部の炎症、膠原病などの炎症性の病気、悪性腫瘍、広い範囲のやけどなどでも生じることがあるとされています。発熱の原因は感染性・腫瘍性・炎症性(リウマチ性、薬剤性など)に大きく分けられ、感染性が多くみられます。原因の特定は医師の診察・判断によります。
病態メカニズム
寒気(悪寒)は、体温を調節する脳の視床下部が関係して生じると考えられています。感染などの刺激によって視床下部の設定温度(セットポイント)が通常より高い水準にリセットされると、いまの体温がその設定より相対的に低い状態になります。体はこの差を埋めて体温を上げようとして、皮膚の血管を収縮させて熱の放散を減らし、筋肉を細かく震わせる(シバリング)ことで熱をつくり出します。このときに感じるさむけやふるえが、寒気・悪寒戦慄として自覚されるとされています。
なりやすい人・リスク要因
寒気がするの診断・検査
寒気(悪寒)そのものは症状のひとつであり、診断では背景にある原因を調べることが中心になります。医師は、症状の経過や体温、随伴症状、これまでの病気や服用中の薬、渡航歴などを確認したうえで、必要に応じて診察や検査を行います。原因を調べるために、血液検査や尿検査、画像検査などが行われることがあります。どのような検査が必要かは、症状や全身の状態をふまえて医師が判断します。
似た疾患・鑑別
寒気(悪寒)を起こす背景には、かぜ、インフルエンザ、肺炎、食中毒、腎盂腎炎などの尿路感染症、胆嚢炎、虫垂炎、膠原病、悪性腫瘍など、さまざまな病気が考えられます。強い頭痛や首の硬さを伴う場合は髄膜炎などが隠れていることもあるとされています。どの病気が原因かによって対応は異なり、見分けや診断は医師の診察・判断によって行われます。
寒気がするの治療・治し方
寒気(悪寒)は症状のひとつであるため、治療は背景にある原因に応じて行われます。かぜなどのウイルス感染では、安静・水分補給を中心に、つらい症状をやわらげる対症療法が行われることが多いとされています。細菌感染が原因の場合には、医師の判断で抗菌薬が用いられることがあります。発熱によるつらさに対しては、アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬が使われることがあります。どの治療を行うかは、原因や全身の状態をふまえて医師が判断します。
急性期・発作時の治療
寒気を感じているときは、体が体温を上げようとしている時間帯であるため、まずは体を温めて安静にすることが基本とされています。掛け物や衣類で保温し、脱水を防ぐために水分をこまめにとりましょう。熱が上がりきってつらいときには、医師や薬剤師に相談のうえ、アセトアミノフェンなどの解熱鎮痛薬が使われることがあります。強い悪寒戦慄に高熱を伴う場合や、症状が急に悪化する場合は、早めに医療機関を受診してください。使用する薬や量は、症状や体の状態をふまえて医師が判断します。
寒気を感じるときのセルフケアとしては、次のような方法が一般的に知られています。ただし、これらは症状をやわらげる目的のものであり、原因となる病気の治療に代わるものではありません。症状が長引く、強くなる、危険なサインを伴う場合は、自己判断で様子をみ続けず医療機関を受診してください。
- 掛け物や衣類で体を温め、無理をせず安静に過ごす。
- 発熱に備えて、水分や電解質をこまめに補給し、脱水を防ぐ。
- 熱が上がりきってつらいときは、必要に応じて薄着にして熱をこもらせないようにする。
- 市販の解熱鎮痛薬やかぜ薬を使う場合は、用法・用量を守り、持病や妊娠の有無など不安があれば薬剤師や医師に相談する。
予防・生活習慣
寒気(悪寒)の多くは感染症に伴って生じるため、日ごろの感染対策が予防につながると考えられています。手洗いやうがい、必要に応じたマスクの着用、十分な睡眠と栄養、バランスのよい食事などで体調を整えることが大切とされています。インフルエンザなど予防接種の対象となる感染症については、接種が選択肢となる場合があります。予防接種の要否や適否は、年齢や体の状態をふまえて医師の判断によります。
治療期間・見通し
寒気(悪寒)が続く期間は、背景にある原因によって大きく異なります。かぜなど軽い感染症では、数日で発熱とともに寒気が落ち着いていくことが多いとされていますが、原因となる病気によっては治療に時間がかかることもあります。症状が数日で改善しない、または悪化していく場合は、医療機関を受診してください。見通しや治療期間は、原因や全身の状態をふまえて医師の診察・判断によります。
受診の目安・オンライン診療
受診の目安
寒気(悪寒)に高熱や強い倦怠感、関節痛などを伴う場合や、症状が数日続く・悪化する場合は、医療機関の受診を検討してください。特に、歯がガチガチ鳴るほどの強い悪寒戦慄を伴うときは、感染による発熱が背景にあることがあるとされています。持病がある方、免疫を抑える薬を使っている方、高齢の方、乳幼児、妊娠中の方などは、症状が軽くみえても早めに相談することがすすめられます。受診の要否は医師の判断によります。
次のような症状を伴う寒気(悪寒)は、髄膜炎や重い感染症など、命や後遺症にかかわる病気が隠れている可能性があります。ためらわずに救急要請や、すぐに受診できる医療機関の受診を検討してください。
- 強い頭痛や首の硬さ(うなじが張って前に曲げにくい)を伴う。
- 意識がもうろうとする、呼びかけへの反応がおかしい、けいれんを起こす。
- 息が苦しい、呼吸が速い、ぐったりして動けない。
- 皮膚に赤紫色の小さな出血斑(点状出血)があらわれる。
- 40℃を超える高熱、または体温がふだんより極端に低い。
- 免疫を抑える薬を使っている、感染症が流行する地域への渡航歴があるなど、重症化のリスクが高い状況で強い寒気や発熱がある。
- 乳幼児や高齢の方で、ぐったりしている、水分がとれない、いつもと様子が明らかに違う。
オンライン診療でできること
オンライン診療では、寒気や発熱の経過・随伴症状についての相談、生活上のアドバイス、状態に応じた薬の処方などに対応できる場合があります。通院がむずかしいときや、まず相談したいときの選択肢となり得ます。保険適用の可否や対応できる範囲は、症状や医師の判断によります。詳しくは受診の流れをご覧ください。
対面受診が必要なケース
次のような場合は、対面での診察や検査が必要になることがあります。強い頭痛や首の硬さ、意識の異常、呼吸困難、点状出血など危険なサインがあるとき、40℃を超える高熱や強い悪寒戦慄があるとき、症状が重い・急に悪化しているとき、血液検査・尿検査・画像検査など対面での精査が必要と判断されるときなどです。乳幼児や高齢の方、持病のある方で状態がはっきりしないときも、対面での受診がすすめられます。これらの場合は、医師の案内に従って医療機関を受診してください。
費用の目安
寒気(悪寒)の背景にある病気の診察や治療は、保険が適用される場合があります。自己負担額は、加入している公的医療保険の負担割合や、行う検査・処方内容によって異なります。オンライン診療では、診察料のほか、薬の費用や配送料などがかかることがあります。具体的な費用は診療内容によって変わるため、料金・保険をご確認ください。
※ 記載は一般的な医学的知見に基づく情報です。実際の診断・治療は医師の診察と判断によります。症状が重い・急な場合は対面受診や救急をご検討ください。
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アセトアミノフェンは、脳に働きかけて発熱や痛みをやわらげる解熱鎮痛薬です。胃腸への負担が比較的少なく、かぜや頭痛、月経痛など幅広い症状に用いられ、子どもから高齢の方まで使いやすいお薬です。
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ジヒドロコデインリン酸塩の詳細はこちら›咳中枢に働いて咳反射をおさえる非麻薬性の中枢性鎮咳薬です。感冒や気管支炎に伴う咳をやわらげます。依存性が少なく使いやすい一方、眠気があらわれることがあります。
ジメモルファンリン酸塩の詳細はこちら›気道の粘液の性状を正常化し、ねばついた痰を出しやすくする去痰薬です。急性上気道炎や感冒に伴う痰・咳の不快感をやわらげ、気道のクリアランスを助けます。
カルボシステインの詳細はこちら›桔梗と甘草の2種の生薬からなり、のどの炎症を鎮め、膿を出しやすくする働きが期待される漢方薬です。のどの痛み・腫れ、扁桃炎、咽頭炎など、かぜに伴うのどの症状に処方されます。
桔梗湯の詳細はこちら›麻黄・附子・細辛の3種からなり、体をしっかり温めて冷えを追い出す漢方薬です。強い悪寒・微熱・倦怠感、水っぽい鼻水を伴うかぜに用いられ、高齢の方や体力が低下した方に処方されます。
麻黄附子細辛湯の詳細はこちら›麻黄・桂皮・杏仁・甘草からなり、体を温めて強く発汗を促す漢方薬です。汗が出ておらず、悪寒・発熱・頭痛・関節や体の痛みを伴うかぜのひきはじめに用いられ、比較的体力のある方に処方されます。
麻黄湯の詳細はこちら›セレコキシブは、炎症や痛みに関わるCOX-2を選択的に抑えるNSAIDsです。胃腸への負担が比較的少ないのが特長で、頭痛やかぜに伴う痛みなどに用いられます。医師の診察に基づいて処方されます。
セレコキシブの詳細はこちら›炎症をやわらげる作用をもつ抗炎症・抗プラスミン薬です。急性上気道炎や急性咽頭炎、感冒にともなうのどの痛みや腫れ、赤みの緩和に用いられます。1日3回の服用で炎症症状の改善が期待できます。
トラネキサム酸の詳細はこちら›インフルエンザウイルスの増殖に関わる働きを抑える抗ウイルス薬です。1回の単回服用で治療が完結するのが特長で、症状を早く軽くする目的で用いられます。発症から早い段階での服用が重要です。
バロキサビルの詳細はこちら›体内でのインフルエンザウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬です。発熱や関節痛などの症状を早く軽くし、有熱期間を短縮する目的で用いられます。発症から早い段階で飲み始めることが重要なお薬です。
オセルタミビルの詳細はこちら›ウイルスが広がるのを抑えるノイラミニダーゼ阻害薬で、専用の器具で口から吸入して使います。気道に直接届くタイプで、発症早期の服用によりインフルエンザの症状緩和・回復を目指します。
リレンザの詳細はこちら›ウイルスが細胞から広がるのを抑えるノイラミニダーゼ阻害薬です。飲み薬として広く使われ、発症早期に服用することでインフルエンザの症状緩和・回復期間の短縮を目指します。
タミフルの詳細はこちら›専用の吸入器で口から吸い込み、のどや気道でウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザ薬です。インフルエンザの症状を早く軽くし、有熱期間を短縮する目的で用いられます。発症早期の開始が重要です。
ザナミビル吸入の詳細はこちら›ウイルスの増殖に関わる酵素を阻害する新しいタイプの抗インフルエンザ薬です。体重に応じて1回服用するだけで治療が完了し、インフルエンザの症状の緩和・回復を目指します。
ゾフルーザの詳細はこちら›※ 実際の処方は診察に基づき決定します。市販できない医療用医薬品も医師の判断で処方可能です。
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料金・保険について
健康保険が使えます。お支払いはオンラインで完結。
※ 配送料¥0は薬局受け取りの場合。自宅配送は¥550〜となります。
※ お薬の金額はご利用いただく保険種別及び受給証、お薬の薬価等によって変動致します。
下記の決済方法がご利用いただけます。
患者様の声
夕方から急にゾクゾクと寒気がして、熱が上がりそうな嫌な予感がありました。動くのもつらく、スマホから受診。医師にインフルエンザ流行期だと聞き、解熱鎮痛薬を処方してもらえました。当日中にお薬が届き、外に出ずに休みながら治療でき安心でした。
ガタガタ震える寒気と高熱が出て、いつもの風邪と違う気がして不安でした。オンラインで医師に相談したところ、腎盂腎炎など細菌感染の可能性を説明され、対面受診を勧められました。的確に判断してもらえたおかげで、早く適切な治療につながりました。
寒気を感じてすぐ、悪化する前に相談したくて利用しました。予約不要でその場で医師とつながり、水分のとり方や受診の目安まで教えてもらえて安心。念のためのお薬も保険適用で処方され、翌日届きました。早めに動けて長引かずに済みました。
受診に関するよくある質問
寒気は症状のひとつのため、対処は原因に応じて行います。まずは体を温めて安静にし、脱水を防ぐために水分をとることが基本です。かぜなどでは症状をやわらげる対症療法が中心になり、細菌感染などでは医師の判断で薬が用いられることがあります。症状が長引く・悪化する場合や、危険なサインを伴う場合は医療機関を受診してください。
発熱によるつらさには、市販の解熱鎮痛薬やかぜ薬が使われることがあります。ただし、寒気の背景にある病気そのものを市販薬で治せるわけではありません。高熱が続く、強い悪寒戦慄がある、症状が悪化するといった場合は、市販薬で様子をみ続けず医療機関に相談してください。使用の可否は持病や状態によって異なり、不安があれば薬剤師や医師に相談してください。
寒気に発熱などを伴う場合は、まず内科で相談できます。症状によっては、ほかの診療科の受診をすすめられることもあります。どこを受診すべきか迷う場合や、通院の負担を減らしたい場合は、オンライン診療での相談も選択肢になります。まずは受診の流れをご覧ください。
お子さんが寒気を訴える場合、その後に熱が上がってくることがあります。まずは体を温めて安静にし、水分をとらせて様子をみてください。ぐったりしている、水分がとれない、けいれんや意識の異常がある、いつもと様子が明らかに違うといった場合は、早めに医療機関を受診してください。治療や薬の使用は、年齢や状態をふまえて医師が判断します。
妊娠中は使用できる薬が限られることがあるため、自己判断で市販薬を使わず、産婦人科の主治医やかかりつけ医に相談してください。寒気に発熱を伴う場合は感染症などが背景にあることもあり、早めの相談がすすめられます。使える治療やセルフケアは、時期や状態をふまえて医師が判断します。
寒気や発熱の経過・随伴症状についての相談、生活上のアドバイス、状態に応じた薬の処方などは、オンライン診療で対応できる場合があります。ただし、強い頭痛や首の硬さ、意識の異常、呼吸困難などの危険なサインがある場合や、検査が必要な場合は対面での受診が必要です。対応範囲は医師の判断によります。
寒気の背景にある病気の診察や治療は、保険が適用される場合があります。自己負担額は保険の負担割合や検査・処方内容によって異なり、オンライン診療では薬の費用や配送料がかかることがあります。詳しくは料金・保険をご確認ください。
寒気の背景に感染症などの病気がある場合、放置するともとの病気が進行し、症状が重くなることがあります。特に高熱や強い悪寒戦慄、呼吸困難などを伴う場合は注意が必要です。症状が長引く・悪化する場合は早めに医療機関を受診してください。経過や見通しは原因によって異なり、医師の診察・判断によります。
寒気に高熱や強い倦怠感、関節痛などを伴う場合や、症状が数日続く・悪化する場合は受診を検討してください。特に、強い頭痛や首の硬さ、意識の異常、呼吸困難、点状出血などを伴うときは、すぐに医療機関を受診するか救急要請を検討してください。持病のある方や高齢の方、乳幼児、妊娠中の方は早めの相談がすすめられます。
寒気(悪寒)は体がゾクゾクするような病的なさむけをいい、その中でも歯がガチガチ鳴ったり全身が震えたりするほど強いものを悪寒戦慄と呼びます。強い悪寒戦慄は、感染による発熱を示唆する場合があるとされています。高熱を伴う強い震えがあるときは、早めに医療機関に相談してください。
寒気を感じているときは、体が体温を上げようとしている時間帯とされるため、掛け物や衣類で体を温めて安静にするのが一般的です。その後、熱が上がりきってつらいときには、薄着にして熱をこもらせないようにする方法が知られています。あわせて水分補給を心がけてください。判断に迷う場合や症状が強い場合は医療機関に相談してください。
寒気は発熱に先立ってあらわれることが多く、体温が上がりきる前の段階では、まださむけやふるえだけを感じている場合があります。その後に熱が上がってくることがあるため、体を温めて安静にし、経過をみてください。寒気が続く、ほかの症状を伴う、または様子がいつもと違う場合は、医療機関に相談してください。
高齢の方では、感染症があっても発熱がはっきりあらわれにくいことや、元気のなさや動作の低下だけがみられることがあるとされています。症状が軽くみえても背景に重い感染症が隠れていることがあるため、寒気やいつもと違う様子があるときは、早めに医療機関に相談してください。対応は状態をふまえて医師が判断します。
もっとも多いのは、かぜやインフルエンザ、肺炎、食中毒、腎盂腎炎などの感染症です。このほか、胆嚢炎や虫垂炎などの腹部の炎症、膠原病、悪性腫瘍などでも生じることがあるとされています。どの病気が背景にあるかは、症状の経過や検査をふまえて医師が判断します。気になる症状があるときは医療機関に相談してください。
石川雅俊(いしかわ まさとし) 医師/博士(医療福祉経営学)/公衆衛生学修士(MPH) 2005年筑波大学医学専門学群卒業。臨床研修を経て内科を中心に診療に従事したのち、2008年KPMGヘルスケアジャパン株式会社に参画し、ヘルスケア産業のアドバイザリー業務に従事(2012年マネージャー、2013年KPMGオーストラリア駐在)。2014年より国際医療福祉大学大学院医療経営管理分野准教授。2016年から2018年まで厚生労働省医政局総務課課長補佐として医療提供体制に関する政策立案に携わる。2018年日本医師会ハーバード大学武見フェロー、2020年ジョンズホプキンス大学公衆衛生大学院修士課程修了。 現在、東京医療保健大学特任教授、筑波大学医学医療系客員教授。日本医療経営学会理事・編集委員、日本医療・病院管理学会評議員、BMC Health Services Research編集委員を務める。医師の働き方改革、タスクシフティング、地域包括ケアにおける臨床指標開発などをテーマに、査読付き論文49編以上を発表。
最終更新日:2026年7月 / 本ページの情報は一般的な医学的知見に基づくものであり、個別の診断・治療を保証するものではありません。
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